リビングでは勉強や趣味、家事などさまざまな過ごし方ができますが、いつの間にか物が増え、部屋が散らかってしまうこともあります。そうしたときは、リビングに置く物のリストを作って収納する場所を決めると部屋が片付きやすくなります。どのような物をリビングに収納すると便利なのか、リストの作り方や、リビングに置く物の選び方などを紹介します。

・家族共有の小物
・廃棄する新聞や雑誌
・重要な書類や家電の取扱説明書
・上着やスーツ
・ランドセルや子供の習い事のアイテム
・文房具
・リモコン
・ティッシュ
・ゲーム
・季節のアイテム
・その他

リビングに置くリストには、まず家族で使う物を挙げます。ハサミや耳かき、爪切り、体温計などの小物は紛失しやすいので、定位置を決めると良いでしょう。家族全員が分かりやすくやすい場所に収納するのがポイントです。

・ペン立てに入れる
・引き出しの中を仕切って用途別に分ける
・よく使うものをまとめて収納する

廃棄前の新聞や雑誌の置き場所に困ったら、リビングに一時的な置き場所を作ると部屋が散らからずにスッキリします。取り出しやすいラックや台を使うとすぐに出せますし、しまったまま紐を通して縛れる構造の商品もあって便利です。

・勝手口や玄関に置き場所を作る
・キャスター付きの台に置く
・紐が通せるタイプのラックに収納する

かさばる書類や説明書は種類ごとに分けて収納します。よく見る取り扱い説明書や、子供の学校からの連絡プリントなどはファイリングすると見つけやすいでしょう。あまり見ることのない重要書類は、ファイルボックスに立てて保管しラベリングすると、必要なときにすぐ確認できて便利です。

・取り扱い説明書：家電ごとにラベリングをし、使うエリアごとに分けて収納する
・学校や園からの連絡：子供によって分けて保管する
・振込用紙や請求書：すぐに取り出せるポケット収納にまとめる

外から帰ってきてすぐにハンガーに掛けたい上着やスーツは、リビングに一時的に掛けられる場所を作るとシワやヨレを防げます。ラダー型のラックや壁掛けタイプのハンガー掛けを使うと、場所を取らずに収納できるでしょう。

・リビングの隅にポールやラダーを置き、ハンガーを掛ける
・リビングの中でも玄関に近いスペースに壁面収納を設置してハンガーに吊るす
・壁掛けやドアに取り付けできるハンガー掛けに吊るして一時保管する

ランドセルや習い事のカバンは、帰ってきたら床やソファに置いたまま放置しがちです。なかなか部屋に持っていかずに片付かないこともあるので、リビングに一旦置くスペースを決めると、片付けやすくなります。

・ラックに収納し、リビングで準備と片付けを完結させる
・大きめのボックスを用意し、まとめて入れるだけのスペースを作る
・荷物を入れたままでも掛けられるランドセルポールを置く

リビングに置く子供のおもちゃは、すぐに取り出せて片付けも楽にできる収納場所が良いでしょう。ぐらつきやすい棚は危険なので避け、背の低いオープンラックやワゴンを使って、おもちゃの種類ごとに収納すると探しやすくなります。

・おもちゃの種類ごとにボックスで分けて保管する
・平仮名でラベリングしたり、おもちゃの写真を貼ったりして片付ける場所を決める
・よく使うおもちゃとそうでない物を分けて保管場所を変える

ペンや色鉛筆、ノートやメモ帳などの文房具は散らかりやすいので、分かりやすく収納しましょう。使う人ごとに収納ボックスを決めたり、よく使うものとストックで場所を分けたりするとリビングが片付きます。

・ワゴンを文房具専用として小物ごとに分けて収納する
・あまり使わない小物は引き出しにしまう
・テーブルの下に後付けできる引き出しを取り付けて、よく使う物を収納する

リモコンは、テレビのほか、エアコンや扇風機などさまざまな家電に使われ便利ですが、リビングに置く物のリストの中でも紛失しやすいアイテムの一つです。毎回探す手間が省けるよう、分かりやすい場所を定位置として決めましょう。

・ボックスやスタンドにまとめて入れてテーブルに置く
・マジックテープや専用の壁掛けを使って浮かせる
・テーブルやテレビボードの引き出しに収納する

ティッシュは一日に何度も使うアイテムなので、出したままにしておく家庭が多いのではないでしょうか。しかし、テーブルや床に置くと場所を取り、生活感も出てしまいます。よく使うものだからこそ、邪魔にならないような工夫が必要です。

・小物収納と一体になったティッシュケースに収納する
・壁掛けタイプのティッシュケースに入れて吊るす
・テーブルの下に両面テープなどで固定したり、引き出しに入れたりする

ゲーム機は、本体やコントローラー、ソフト、配線など整理するのが難しいアイテムです。本体やコントローラーは見せる収納にするのも一つの手ですが、配線をうまく隠すと部屋がすっきりした印象になります。

・テレビボードの中に収納する
・テレビの裏にラックをつけて見えないように収納する
・ラックにゲーム類をまとめて置く

ブランケットや扇風機、暖房器具など季節物は、衣替えの時期に入れ替えることを考えて取り出しやすい収納を心がけましょう。リビングにあるクローゼットやベンチ型の収納などを使うと、季節外れの物も隠せます。

・薄手のカーディガンやブランケット：蓋つきのかごに収納する
・扇風機や暖房器具：それぞれカバーをかけてクローゼットに収納する
・ソファやスツールの座面を開けたスペースに収納する

救急箱や裁縫道具もリビングに置く物リストから外せません。これらは急に必要になることが多いので、すぐに取り出せるように引き出しやオープンラックに収納しましょう。充電器やケーブルなどのコード類は絡まりやすく、見栄えもよくないので、できるだけまとめてスッキリみせましょう。

・引き出しを仕切って薬や手当の道具など種類ごとに分けて収納する
・おしゃれな裁縫箱を使い、インテリアのように見せる収納として置く
・コード類はボックスやジッパーバッグにまとめて収納する

物が整理され、スッキリとした印象のリビングにするには、置く物をリスト化するほか、必要以上に物を置かないことも大切です。部屋の間取りや広さに合わせて収納アイテムを選び、置く物リストを見ながら使うのに便利な場所を決めましょう。リビングの物を収納するにはどのような場所が適切なのかを紹介します。

・クローゼット
・壁面収納
・テレビボード
・サイドボード
・収納ボックスやケース

リビングに物を収納する際は、置く物をリスト化して家族で共有したり置き場所を選んだりし、部屋全体の雰囲気も考えて収納家具などをレイアウトしましょう。リビングに物を収納する際にどのような点に気を付けると良いのか、ポイントを紹介します。

・使用頻度が高いものは取り出しやすい場所に
・アイテムごとに定位置を決める
・隠す収納と見せる収納を使い分ける
・家族で話し合って決める
・狭いリビングはアイテムやレイアウトを工夫

ハサミやペン、メモ帳など日常でよく使う小物は取り出しやすい場所に置きましょう。ペン立てと小物入れが一体となった収納アイテムもあり、カウンターやデスクの上などに置くとすぐに使えて便利です。

整理され、スッキリとした印象のリビングにするには収納アイテム選びも重要です。小物や生活雑貨を収納するボックスや、壁面スペースを使ったラックなど、部屋の広さやほかの家具とのバランスを考えながらライフスタイルに合った収納アイテムを選びましょう。リビングの物を収納するのに便利なアイテムを紹介します。