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上から(ア)デイジー (イ)ラークスパー
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上から(ア)デイジー (ア)デイジー (イ)ラークスパー (イ)ラークスパー
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「川島織物セルコン」は、モリスのデザインを引き継いだ英国サンダーソンデザイングループのライセンスのもと、そのデザインを織物で表現し、「Morris Desigh Studio」のブランド名で展開しています。
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19世紀に「モダンデザインの父」と呼ばれ、デザイナー、思想家、詩人など多方面で活躍したウィリアム・モリス。モリスによる人気柄を、立体的かつ表情豊かに刺繍したクッションが登場。サラリとした麻100%の生地に、原画のタッチや色を生かした緻密で美しい刺繍が施されています。素朴で優しいヒナギクをモチーフにした「デイジー」とデルフィニウムなどの繊細な花々がモチーフの色彩豊かな「ラークスパー」。どちらもリビングを可憐に彩ります。
【デイジー】
1864年に制作された、モリスの初期の代表的なデザインであるデイジー。
素朴で優しいヒナギク(デイジーの和名)をモチーフに、花と花が密接に連続して描かれています。
モリスの優しい感性が伝わる作品です。
【ラークスパー】
1875年に製作されたラークスパーは、とても好評であり、ヴィクトリアン洋式の家に住む中産階級の人々からも強く支持されたデザインです。
モリスの壁紙の中で最も可愛らしいデザインの一つで、青い花のデルフィ二ウム(飛燕草)や繊細な花々が渦を巻く葉の間で漂うように表現されています。
【ウィリアム・モリスのテキスタイルデザイン】
150年の年月を経て愛され続ける、モリスのテキスタイルデザイン
「家の中に、役に立たないもの、美しいと思えないものを置いてはならない」という言葉を残しているウィリアム・モリスは、絵画や彫刻など、美術館で鑑賞する装飾芸術品のことを「大芸術」、日常の暮らしや身のまわりの物を美しく彩る芸術品のことを、親しみを込めて「小芸術(レッサー・アーツ)」と呼びました。モリスが生涯をかけて取り組んだのはまさにこの「小芸術」。
人生の細部に宿り楽しみや幸福感を大切にするための芸術です。
62年の生涯で10人分の仕事をしたと言われるほど、精力的に仕事に励んだモリス。デザインの表現の追求のために、刺しゅうや染色、織物の技術も必ず自身で研究した、職人気質の人でした。
William Morris(1834〜1896年)
19世紀後半、装飾デザインの分野で活躍した英国の芸術家。
傑出したインテリアデザイナーであると同時に、画家、詩人、グラフィックデザイナー、出版人、社会主義活動家と多彩な顔を持ち、それぞれの分野で目覚ましい業績を残した。
アーツ&クラフツ運動に影響を与え、近代デザインの父とも呼ばれる。