CASHMERE LIFE
カシミヤで過ごす毎日。
「着ていて気持ちがいい服」しか、もう欲しくない大人の私たち。秋冬は毎日、上質なカシミヤのアイテムで過ごしたい。綺麗な色、旬のデザイン、ほっそり見えるシルエットを「And」がご紹介。「And」が「オルドス」社のカシミヤにこだわる理由
世界トップクラスのカシミヤ生産地として名高い、中華人民共和国内モンゴル自治区にあるオルドス市。この地に生きる人たちは、古くからカシミヤ山羊の飼育を行ってきました。冬にはマイナス20度以下になるという過酷な地で大切に育てられたカシミヤ山羊の毛は、細く長く、保湿性の高いうぶ毛に覆われています。中でも希少とされる、曇りのない白い山羊毛“ホワイトカシミヤ”だけを厳選しているのが「And」のこだわりです。
カシミヤの品質の高さは、原毛そのもののクオリティによるところが約7割。残りの3割が生産技術の高さによると言われています。「And」がパートナーシップを組んで今季で10シーズン目となる「オルドス」社は、30年以上も前に、原毛の紡績から製品の仕上げまで、すべてを自社で一貫生産する体制を始めました。SDGsに取り組みつつ、流通コストの削減によるコストパフォーマンスのよさで、世界中に流通する上質なカシミヤ製品を手がけるメーカーです。
「And」のカシミヤがこれほどまでにご好評いただいているのは、「オルドス」社のカシミヤのとろけるような柔らかな風合い、優しい暖かさを皆様が認めてくださっているから。今季もお気に入りの素敵なニットと、どうぞ気持ちのいいシーズンをお過ごしください。襟とカフスのような袖口で“清楚”に見せる大人のテク
トリミングの入った配色の襟と袖口のデザインで、学生時代を思わせるような清楚な雰囲気。このクリーンなデザインが、かえって女性らしさを漂わせることを知っている、大人のお洒落テクニックを楽しんで。シルエットはごくシンプルで、さらりと一枚で着てサマになるのが嬉しい。裾は編み立てリブで、ブラウジングできるので、お腹まわりが自然にカバーされます。後ろ姿も可愛くて、ネックの中心に縦に3つ並んだボタンで着脱する仕様です。カシミヤを自宅で洗おう
− HOW TO CARE FOR CASHMERE −
カシミヤは、実は自宅で洗うことができるのです。ポイントを掴めば難しいことは一切なく、簡単にサッと手洗いすることで、大切なニットの柔らかな風合いが長持ちしてくれます。01 大判のタオルで包む
カシミヤの繊維にとって摩擦は大敵。最小限に抑えるために、大判タオルに衣類をはさみ、ロール状に包んでからネットに入れます。02 桶に水と洗剤を入れる
洗い桶に常温の水をはり、ウール用洗剤を入れてよく泡立てます。03 一枚ずつ「押し洗い」
1を2にひたし、両手で優しく押し洗いします。短時間でOKです。摩擦を抑えるため、カシミヤ衣類は一枚ずつ洗うのが鉄則。04 すすぎ→柔軟剤
3を一度すすいで、桶に新しい水をはり、柔軟剤を加えてカシミヤ衣類をひたします。油分を補って、繊維を保護します。05 洗濯機で脱水する
脱水で完全に水気を取ります。ドラムに衣類が張り付き、遠心力で水分が飛ぶ脱水は、タオルなどで絞るよりも実は繊維に優しい。06 日陰で干す
風通しのよい日陰に平干しし、自然乾燥します。半絞りの状態で吊るして干すと、水分の重みで編み地が伸びてしまうのでご注意を。