ベッドからの転落防止アイデアは?
原因や赤ちゃん・子供が落ちない
対策も紹介!
高齢者や子供をベッドに寝かせるとき、ベッドから転落しないかと心配になる人も多いでしょう。ベッドからの転落を防止する方法を知っていますか?ベッドから落ちないようにするには、ベッドガードを使うほか、低いベッドを選んだり、壁づけにしたりなどさまざまな対策があります。大人や赤ちゃん、子供、高齢者それぞれの対策や、落ちたときの対処法などを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


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| 対象 | 落ちやすくなる主な原因 | 特に注意したい場面 |
|---|---|---|
| 大人 | 寝返りに必要な幅が足りず端まで移動する | シングルなど幅の狭いベッドで寝ているとき |
| 赤ちゃん | 寝返りやハイハイで自分から動くようになる | 大人用ベッドに寝かせて目を離したとき |
| 子供 | 寝相が悪く寝ている間に端まで動く | 深く眠っている時間帯や暑さで動くとき |
| 高齢者 | 起き上がるときに筋力やバランスが低下している | 夜中にトイレへ行こうとひとりで降りるとき |


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ベッドの側面を壁にぴったりとつけるのも転落防止策の一つです。少なくとも片側からの転落リスクはなくせます。ただし、反対側は空いたままなので、そちら側の対策は別に必要です。
注意したいのは寄せ方で、壁との間にすき間ができないよう、しっかりくっつけて固定することが大切です。隙間が空いていると、手や足が挟まってしまうことがあります。また、柵で周りをすべて囲ってしまうと、乗り越えようとして落ちることがあるため、注意が必要です。
ベッドを壁につけるか離すかについては、次の記事を参考にしてください。
ベッドは壁につける?離す?隙間を埋める方法や注意点も紹介!


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転落事故を防ぐには、ベッドから落ちないようにするだけでは不十分です。万が一落ちても、けがをしないための対策をしましょう。床にクッション性のあるマットやラグなどを敷いておくと、転落したときの衝撃をやわらげられます。高齢者施設でも取り入れられている方法です。
一方で、敷物を敷いていると、足をとられて転倒することもあります。端がめくれないよう固定して使うことが大切です。ただし、赤ちゃんの場合、顔が沈むと窒息することがあります。毛足の長いラグや柔らかいクッションなどを敷くのは避けましょう。
ベッド下に敷くカーペットやラグについては、次の記事を参考にしてください。
ベッドの下にカーペットやラグは?いらない?メリット・デメリットや選び方を紹介!
ベッドから転落してもけがをしないよう、柔らかいクッションなどをベッドの周りに置く人もいますが、赤ちゃんの場合、クッションに顔が埋まり窒息するおそれがあるので気を付けましょう。こども家庭庁や消費者庁も、衝撃をやわらげる目的やすき間をなくす目的であっても、クッションなどが子供の鼻や口を覆ってしまうことがあると注意を呼びかけています。
柵とマットの隙間を布団や毛布で埋めていたところ、その上でうつ伏せ状態になっていた赤ちゃんが窒息し入院するというケースも実際に起きています。赤ちゃんの寝床は、何も置かずにシンプルに保つのが基本です。
家族4人のベッドサイズについては、次の記事を参考にしてください。
家族4人のベッドサイズはどう選ぶ?おすすめの組み合わせや寝室のレイアウトを紹介!
ローベッドのメリットや後悔しない選び方については、次の記事を参考にしてください。
ローベッドのデメリットは?後悔しない選び方やメリットを紹介!
二段ベッドの上段には、転落を防ぐための手すりや枠が設けられています。JIS規格では落下防止のため、上段の床板上面から両側の手すりの上端までの高さを20cm以上、前枠・後ろ枠の上端までの高さを30cm以上としています。上段を使用できる年齢はベッドの高さや製品によって異なりますが、SG基準では2〜5歳の幼児は上段を使用できません。6〜9歳でも上段の床板上面が120cmを超えるベッドは使用対象外です。
ロフトベッドも転落防止用の手すりや枠が不可欠です。SG基準では、床板上面の高さが80cm以上のロフトベッドにも、手すりや前後の枠の設置、寸法などについて安全基準を設けています。
また、厚いマットレスや敷布団を使うと、寝具の上面から手すりまでの高さが低くなり、転落を防ぐ効果が弱まるおそれがあります。使用する寝具は、ベッドの取扱説明書に記載された厚さやサイズを守って選びましょう。
二段ベッドの選び方については、次の記事を参考にしてください。
二段ベッドは後悔する?やめたほうがいいとされる理由や失敗しない選び方を紹介!
高齢者のベッドからの転落を防ぐには、フレームだけでなく、マットレスを載せた状態で床からマットレス上面までの高さも重要です。高すぎるベッドは、転落した際の衝撃が大きくなるおそれがありますが、逆に低すぎると立ち上がりにくくなってしまいます。寝る人の体格や運動機能などを考えて調整しましょう。
目安になるのは、ベッドの端に腰かけたときの姿勢です。深く腰かけた状態で足裏全体が床につき、安定して座れる高さのベッドを選ぶことが肝心で、つま先しか床につかないほど高いベッドでは、立ち上がる際に姿勢を崩すおそれがあります。
反対にベッドが低すぎると、立ち上がるために大きな力が必要になり、腰や脚に負担がかかります。膝が大きく曲がらず、無理なく立ち上がれるかどうかも実際に確かめておきましょう。
ベッドの高さの目安や調整方法については、次の記事を参考にしてください。
ベッドの高さの平均・標準は?理想の選び方や調整方法も紹介!
起き上がる動作に不安があり、転倒するおそれがあるのなら、電動ベッドも検討しましょう。背上げ機能を使えば、寝ている状態からゆっくり上半身を起こせるため、起き上がる動作が楽になります。高さ調節機能が付いている製品なら、ベッドの端に座ったときに足裏が床につき、立ち上がりやすい高さに合わせることも可能です。本人の体格や運動機能に合わせて調整しましょう。
ただし、電動ベッドに転落を防ぐ効果はありません。また、ベッドを動かす際、ベッドと床の間や手すりとマットレスの間に体が挟まる事故も起きています。操作する際に手足の位置をよく確認するほか、手元スイッチは誤って押さない場所に置くことも大切です。起き上がりや立ち上がりを補助する手すりや、サイドレールを取り付けられるかどうかも確認しておきましょう。
電動ベッドの選び方については、次の記事を参考にしてください。
電動ベッドで後悔する理由は?デメリットや寿命・失敗しない選び方も紹介!


(参考画像)
| 項目 | 目安 | 確認するポイント |
|---|---|---|
| 幅 | 布団のずれ落ち防止は80cm前後で子供の転落防止は100cm前後 | 全長をふさぐ幅になっていないか |
| 高さ | マットレスの高さと布団の厚みに5〜10cmを足した寸法 | 子供の転落防止なら60cm以上あるか |
| 取り付け方法 | フレームに固定するかマットレスに挟むか | 底板が網状でも取り付けられるか |
| 素材・タイプ | スチール、メッシュ、木製、クッション型 | クッション型は高さが十分か |
| 対象年齢 | 生後18か月未満は使用不可 | 子供PSCマークと対象年齢の表示 |
2026年7月8日から、乳幼児用ベッドガードは子供PSCマークの対象製品になりました。子供PSCマークは、国が定めた技術基準に適合し、対象年齢や使用上の注意などの警告表示がされた製品に表示されます。購入する際は、マークの有無と対象年齢や使用方法などを確認しましょう。
ただし、2027年7月7日までは経過措置として、子供PSCマークのない乳幼児用ベッドガードも販売されます。経過措置期間中に選ぶ場合は、SGマークも安全性を確認する目安の一つです。SGマークは、製品安全協会が定める安全基準に基づいて認証された製品に表示される任意のマークで、製品の欠陥によって人身事故が起きた場合の賠償制度も設けられています。
マークだけで判断せず、使用する子供が対象年齢に含まれているか、ベッドやマットレスの条件に合っているかも必ず確認しましょう。
A.1 取扱説明書で対象年齢と柵の高さを確かめ、はしごの使い方を家庭のルールにすることが大切です。ロフトベッドの場合、二段ベッドの上段を寝る場所にして、下のスペースに机や棚を組み込めます。SG基準では二段ベッドとロフトベッドの両方を対象に、部材間のすき間とはしごの強度を定めています。
子供がロフトベッドのはしごを登っている間に落ち、骨折した事故も少なくありません。階段は使うときだけ設置するなどの対策をしましょう。また、大人用ベッドに後付けする幼児用ベッドガードもありますが、二段ベッド上段の安全柵として設計されたものではありません。上段からの転落防止を目的に使用するのはやめましょう。
二段ベッドの選び方については、次の記事を参考にしてください。
二段ベッドは後悔する?やめたほうがいいとされる理由や失敗しない選び方を紹介!
A.2 床に直接敷いた布団なら、ベッドのような高さがないため、就寝中に床へ転落する危険は抑えられます。しかし、必ずしも布団のほうが安全だとは言い切れません。
高齢者の場合、床に近い位置から起き上がったり立ち上がったりする動作が負担になることがあります。足腰の状態や立ち座りのしやすさを考え、布団とベッドのどちらが適しているか判断しましょう。
小さな子供の場合も、大人用ベッドを床の布団に替えれば、就寝中の事故をすべて防げるわけではありません。柔らかい寝具に顔が埋まるおそれがあり、大人と一緒に寝ていて、大人の体に押しつぶされてしまうこともあります。特に0〜1歳児は、できるだけ大人用ベッドを避け、ベビーベッドなど年齢に適した安全な寝場所を用意しましょう。
ベッドと布団の違いについては、次の記事を参考にしてください。
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