カフェ風の部屋の作り方
インテリア・家具選びで
ダサくならないコツを紹介!
リード文
カフェ風の部屋は、自宅で落ち着いてリラックスしたい人に人気です。カフェ風の部屋の作り方を、インテリア、テイスト、家具選びの3つの観点で解説します。カフェ風の部屋がダサくならないポイントやおすすめ商品も紹介しますので、おしゃれな空間作りの参考にしてください。
【ナチュラルテイスト】の特徴と魅力
ナチュラルテイストのカフェ風の部屋は、穏やかな空気に包まれるような、心安らぐ空間を作りたい人に人気のコーディネートです。最大の特徴は、自然素材のインテリアを取り入れた優しい雰囲気でしょう。無垢材のテーブルや素朴な木目の家具、コットンやリネンといった肌触りの良い布類を組み合わせるのが特徴です。
色使いはオフホワイトやベージュ、ライトブラウンを中心に、主張が強くない落ち着いたトーンでまとめるのが基本です。また、ナチュラルテイストは窓から差し込む自然光との相性も良く、時間帯によって表情が変わります。観葉植物やドライフラワーなどのインテリアを取り入れると、さらに自然の温もりを感じられ、癒しの効果も高まります。
ナチュラルインテリアの部屋の作り方については下記を参考にしてください。
ナチュラルインテリアの部屋の作り方は?コーディネート実例15選を紹介!
【北欧テイスト】の特徴と魅力
北欧テイストのカフェ風の部屋は、明るさと清潔感を大切にした心地良い雰囲気が特徴です。ベージュやライトグレー、オフホワイトなどの柔らかな色合いをベースに、シンプルで機能的なインテリアを組み合わせます。木の温もりを感じる家具やインテリア、手触りの良いファブリックのクッション、ブランケットなどを取り入れるのも特徴です。
北欧スタイルは光を取り込む工夫がされているのもポイントです。自然光を活かしながら、間接照明やキャンドル風ライトを加えると、落ち着きのある北欧テイストの空間をコーディネートできます。また、デザイン性の高い雑貨をアクセントに使うと、シンプルさの中にも個性が光る空間になります。
北欧モダンについては下記を参考にしてください。
ソファを窓際に置くには? 北欧モダンとは? インテリアの特徴や北欧ナチュラルとの違い・ 部屋の実例・コツも紹介!
北欧ナチュラルのインテリアについては下記を参考にしてください。
ソファを窓際に置くには? 北欧ナチュラルのインテリアとは? 部屋・リビングの実例や家具・色を紹介!
【ブルックリンスタイル】の特徴と魅力
ブルックリンのカフェ風のコーディネートは、都会的で無骨な雰囲気の中に洗練されたセンスを感じさせるスタイルです。レンガ調の壁紙やむき出しのコンクリート、アイアン素材の家具やインテリアなど、無機質な素材を組み合わせてインダストリアルな空気感を演出します。
全体のトーンはブラックやグレー、ブラウンなどのダークカラーを基調とし、空間に落ち着きと重厚感を与えるのが特徴です。無機質な印象の中にも、レザー素材のチェアや古材を使ったテーブル、レトロな照明などのインテリアを取り入れ、温もりをプラスしましょう。
また、アートポスターや観葉植物など遊び心のあるインテリアをアクセントとして取り入れると、個性的なコーディネートになります。
ブルックリンスタイルのインテリアについては下記を参考にしてください。
ブルックリンスタイルとは?インテリア・内装・部屋の特徴とリビング実例も紹介!
@くつろげる大きめのソファ
Aダイニングテーブル
Bダイニングチェア
Cカウンターチェア
Dサイドテーブル
Eオープンシェルフ
Fオープンラック
Gキッチンワゴン
実際のカフェでもワゴンを使ってドリンクやデザートを運んでいる店舗は多く、それを自宅に取り入れるとお店にいるかのような雰囲気を楽しめます。また、キッチンワゴンにはケトルやカップなどのカフェグッズをひとまとめに収納できるので、毎日のカフェタイムがより快適になります。キャスター付きで移動も簡単で、使いたい時にすぐに運べる点も便利です。
ワゴンの素材やデザインにこだわれば、インテリアとしてもおしゃれな空間作りに役立ちます。見た目と機能のどちらにも優れたキッチンワゴンを取り入れ、自宅にいながら本格的なカフェ空間を楽しみましょう。
キッチンワゴンについては下記を参考にしてください。
キッチンワゴン特集
@部屋全体に調和する照明を選ぶ
DCW EDITIONS ヒア カムズ ザ サン
照明の種類や明るさによって、空間の印象は大きく変わります。カフェ風の部屋を演出するには、ランプシェード、ペンダントライト、間接照明などを取り入れるとよいでしょう。間接照明は設置する位置の工夫次第で、部屋全体の印象を変えられるアイテムです。
天井付近など部屋の高い位置を照らすと空間に奥行きが生まれ、部屋が広く見える効果があります。一方で床や棚の下など、低い位置を照らすと光が柔らかく広がり、落ち着いた雰囲気の演出が可能です。部屋を広々と見せたい時は高い位置、リラックスできる空間を作りたい時は低い位置に照明を設置し、理想的なカフェ風の部屋を作りましょう。
A間接照明やペンダントライトを上手に配置する
間接照明を配置すると、カフェ風の部屋全体がおしゃれで温かみのある空間になります。天井から吊るすペンダントライトやサイドテーブルや床に置くスタンドライトなど、様々なタイプを組み合わせましょう。複数の間接照明をバランス良く設置すると光の陰影が生まれ、カフェ風の落ち着いた雰囲気を簡単に演出できます。
カフェ風のインテリアに合う照明を選ぶ際は、温かみを感じる電球色、デザイン性の高い照明器具、部屋の中で明暗のコントラストを作るように配置するという3つのポイントを意識しましょう。これらを意識してカフェ風の部屋作りをすると、柔らかく包み込まれるような居心地の良い空間になります。
特にペンダントライトは実際のカフェでもよく使われており、ダイニングテーブルの上に取り付けるだけで一気にカフェの空気感が高まるアイテムです。ガラス製のシェードやスモーキーな素材を選ぶと光が優しく広がり、落ち着いた時間を過ごせます。
B観葉植物でナチュラル感を演出する
Cアートポスターで壁面を彩る
Eカーテン&ラグで温かみを追加する
カーテンは主張が強過ぎないシンプルなリネン風素材や、ロールカーテンを選びましょう。一般的にリビングやリビングダイニングは窓が大きいので、柄が多いカーテンだと落ち着いた雰囲気が損なわれかねません。シンプルな無地の色味のカーテンなら、どのようなインテリアにも馴染みます。
特に白やアイボリー、ベージュなどのリネン風素材は柔らかく日光を通し、部屋に優しい温かみをもたらします。また、ロールカーテンは光の調節ができ、明るい空間にしたい時や落ち着いた雰囲気を作りたい時に便利です。作業時は明るく、リラックスしたい時は日光を遮るなど、シーンに合わせて調節できます。
ラグは基調としているカラーに合わせてコーディネートすると、温かみのある落ち着いたカフェ風の部屋を作れます。
Fスピーカーでカフェ風のBGMを流す
Aナチュラルさのある家具を配置する
テイスト | 特徴 |
---|---|
無垢材×レザー | 重厚感があり、かっこいい雰囲気を演出する。 |
無垢材×アイアン | ナチュラルかつヴィンテージ感のある雰囲気を醸し出す。 |
ラタン | 深いダークブラウンの色合いがおしゃれなカフェの雰囲気を再現。 |
ヒヤシンス | 異国情緒を醸し出し、空間に特別な雰囲気を与える。 |
木目が美しい無垢材のテーブルなど、自然素材から作られた家具を取り入れると、空間に温かみと落ち着きが生まれます。自然素材の家具は視覚的にも触感的にも自然の優しさを感じられ、リラックスできるカフェ風の部屋作りには欠かせません。
木の風合いや質感の異なる素材同士を組み合わせ、さりげないアクセントをプラスすれば、ナチュラルさを保ちつつも単調さを避けられます。
コンパクトなブルックリン風シリーズ ダイニングテーブル 幅75cm
落ち着きや温もりを感じられる空間として人気のカフェ風の部屋ですが、家具や小物を揃えていく中で理想と違ったり、おしゃれに見えないと感じたりするケースも少なくありません。カフェ風の部屋には、見た目や快適さを損ねる落とし穴がいくつか存在します。そこで、カフェ風の部屋がダサくなる原因と対策方法を紹介します。
カフェ風の部屋がダサくなる落とし穴と対策方法
・色使いで統一感を欠く失敗と対策
・テイスト迷子になる雑貨選びを防ぐ
・生活感が出る配線&収納の解決策
・照明の高さと明るさ設計ミスの対処法
・家具の質感バラバラ問題を防ぐ
・装飾過多による圧迫感を避ける
Aテイスト迷子になる雑貨選びを防ぐ
B生活感が出る配線&収納の解決策
カフェ風の部屋作りをする際、家具やインテリアの見た目に意識が向くあまり、配線や収納の工夫が後回しになってしまう人は少なくありません。その結果、配線が目立ったり、日用品が出しっぱなしになったりすると、生活感が強調され理想としていたカフェ風の部屋とはかけ離れた印象になります。
このような事態を避けるには、見せる収納と隠す収納を使い分け、用途に応じた配置を心がけましょう。コード類は配線カバーやインテリアの裏に通すなどして目立たないよう処理し、日用品はボックスやカゴなどを使って目に入りにくい場所へ収めます。
カフェ風の部屋作りを始める前に収納の計画をあらかじめ立てておくと、整った印象を保ちつつおしゃれなカフェ風の部屋を実現できます。
C照明の高さと明るさ設計ミスの対処法
D家具の質感バラバラ問題を防ぐ
E装飾過多による圧迫感を避ける
ベランダ・バルコニー
バルコニーがあれば、そのスペースを屋外カフェ風にするのもおしゃれです。屋外用のガーデンファニチャーを選べば天候に左右されにくく、おしゃれさと実用性を両立できます。また、陽射しが強いのが気になる人は、オーニングを取り付けて日除けを作りましょう。カフェのパラソルのような雰囲気を演出できる上に、日中でも快適に過ごせます。
観葉植物やフェアリーライトなどのインテリアを加えると、昼と夜で異なる雰囲気を楽しめます。
座卓の上に陶器のコーヒーカップや湯のみを置いたり、渋みのある伝統色を取り入れたクッションやラグを敷いたりすると、和の落ち着きとカフェ風の雰囲気が調和します。和室は座って過ごす部屋なので視線が低く、空間を広く感じられる部屋です。6畳の狭い部屋でも実践しやすいでしょう。
@フートン2 ソファベッド
Aテーパー脚ダイニングテーブル 幅119.5cm奥行80cm
BEDDA ダイニングチェア2脚組
Cウィンザーカウンターチェア1脚
Dブックラックサイドテーブル
E天然木のネコオープンラック幅63cm
F檜の天然木頑丈ラック 幅90cm高さ85cm奥行15cm
GマーブルトップトローリーワゴンS
@ハンデッドバイ プランターカバー
AウォールデコМ
BCT触媒オリーブ 高さ110cmcm
C木漏れ日レースカーテン2枚組
D草花柄をたっぷり刺繍で表現したボイルレースカーテン
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