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専門家「風景」をつくるガーデニング術

チェルシーフラワーショー2018・レポート(前編) ~ガーデンデザイナー・石原和幸氏の「おもてなしの庭」ができるまで~

居場英則

今回は「僕のおススメ」シリーズではなく、この5月にイギリス・ロンドンで開催された

チェルシー・フラワーショーに行って来た話を書こうと思います。

いつもよりかなり写真多めですが、良かったらお付き合いください。


皆さんは、世界的に著名な日本人ガーデンデザイナー、石原和幸氏をご存知でしょうか?

今年2018年の「国際バラとガーデニングショー」のメインガーデン、8mの高さの緑のタワーのデザインを

手がけられたデザイナーといえば、お心当たりの方も多いのではないでしょうか?

その石原和幸氏は、ガーデン大国イギリス・ロンドンで毎年開催されているガーデニングショーの最高峰と

呼ばれる、「チェルシー・フラワーショー」でこれまでに9つのゴールドメダルを受賞されています。


今回、石原先生の通算10個目のゴールドメダルを目指しての庭づくりに、サポートスタッフの一員として、

僕も帯同させていただくことになったのです。

そのチェルシー・フラワーショーでの石原先生の庭づくりの様子、舞台裏などをレポートとしてまとめました。

前編では、石原先生の庭づくりの一部始終を、後編では石原先生以外の庭、そしてフラワーショーの様子などを

レポートしたいと思っています。


では、早速、石原先生の庭づくりについてレポートしてみます。

こちらが、今年2018年のチェルシーフラワーショーで、石原先生が作られる庭です。

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今回の庭のコンセプトは、日本の文化でもある「おもてなしの庭」。

東京オリンピックを目前に控えた日本の「お・も・て・な・し」の心を、庭で表現したもの。

上のドローイングは、この「おもてなしの庭」の完成予想図です。


日本から飛行機で10時間、はるばるやって来たイギリス、ロンドンの街並が、飛行機の窓から見えて来ました。

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ヒースロー空港に着陸する直前、眼下に見えたのがこちら。

テムズ川沿いに広がる緑の一角、チェルシー・フラワーショーの会場です。

予め地図でチェックしていたので、すぐにここだと分かりました。

すでに巨大な白いテント屋根の会場が出来上がっていて、その右側、森の部分が今回の主戦場、

石原先生の庭を作る場所です。


■ 作業1日目(5月9日)

いよいよチェルシーフラワーショー2018のコンテストガーデン、石原先生の庭づくりが始まりました。

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石原先生が出展される「アーティザンガーデン」部門は、会場内の東エリア、森の中にそれぞれのブースが

割り当てられています。

周囲の木の枝を切ったり、地面を掘ったりすることは許されていないので、庭を作る場所にブルーシートを

敷き詰めて、その上に、庭を作っていくことになります。

庭の大きさは、横幅・約8m、奥行き・約4m、面積にして30㎡ほどの大きさです。

大工、左官、造園の各分野の職人さんたちと、僕と同じく全国から集まった15名のサポートスタッフ、現地の造園、

通訳などのスタッフさんたちと一緒に、庭をつくっていくことになります。

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計画地を反対側から見たところ。

周囲には、高さ10m以上の大木が鬱蒼と茂っています。

日本から持ち込んだ、庭の骨格となるパネル材を組み立てているところです。

左側の白いテントが、我々チームのベースキャンプとなる場所です。

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作業を開始して1時間も経たないうちに、パネル材が組み上がりました。

コの字型にパネルを囲むことで、構造的に安定させています。

このパネル材の内側、ブルーシートの敷かれたエリアに庭を作り込んでいきます。

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続いて、組み上げたパネル材の内側、向かって右奥に、東屋の組み立てが始まりました。

日本で一度、組み上げてチェックしたものを分解し、パーツごとに梱包して、空輸でロンドンに持ち込んでいる

そうです。

手慣れた手つきで、職人さんたちが、一気に組み上げていきます。

サポートスタッフは、東屋が組み上がるのを見上げています。

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サポートスタッフは、A班、B班の2班に分かれており、午前午後の入れ替わり制で、職人さんのお手伝いをします。

5月のイギリスはサマータイムを採用していて、日没も夜9時くらい。

午前班は、8時~13時半、午後班は13時半~20時近くまで作業をします。

僕の所属するA班の初日の作業は、ここまで。

翌日は午後班なので、一気に作業が進んでいると思います。


■ 作業2日目(5月10日)

B班の活躍もあって、2日目の午後には、もうここまで出来上がっていました。

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東屋の手前に門が組み上げられ、その門と東屋には、銅製(緑青仕上げ)の屋根が設置されました。

また、壁泉(滝)を設置する場所には、防水シートも設置されています。

早くも、石組み用の石も運び込まれています。

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ブルーシートの上に、池になる部分として防水シートを敷設し、さらにその上からコンクリートを打設しています。

池の形が見えてきました。

フラワーショーが終了すれば、この池のコンクリートも解体・撤去することになります。

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いよいよ植栽の配置が始まりました。

メインツリーとなるモミジやドウダンツツジなどの高木に加え、アクセントになる松の盆栽など、

主要な植栽の配置が次々に決まっていきます。

植栽は、検疫やワシントン条約の関係から、日本から持ち込むことはできず、現地・イギリスで調達している

そうです。

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コの字型のパネル材の一番奥の角、背景となる既存の森の木々との境界部分に、どんな植栽を配置するのか、

石原先生が葉の色やボリューム、枝を傾ける角度などをチェックされています。


■ 作業3日目(5月11日)

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フォーカルポイントになるシンボルツリーが決まったので、次は池の手前に石を組む作業が始まりました。

苔むした大きな石は、重機を使って持ち上げ、石原先生のイメージに沿って組んでいきます。

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石組みと同時並行で、池に水を流し込む壁泉(滝)の仕掛け工事が始まりました。

滝を使った流水のデザインは、これまでにも何度もされていますが、今回は、庭の正面に加え、

右側の東屋から見て正面になる画面左側にもうひとつ、2つの滝が流れる複雑なデザインになっています。

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何本かのシンボルツリーが決まったあと、それ以外の植栽決めが加速しています。

石原先生も指揮台に登り、高い場所から見え方をチェックされ、どの場所にどんな植栽をどのように配置するか、

細かい指示をされています。

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植栽は、鉢植えのまま、ベースとなるパネル材に取り付けていきます。

植栽の大きさを考慮し、設置する高さが決まれば、パネル材をカットし、鉢をセットしていきます。

枝振りを確認しながら、木を配置して行く手法は、まさに「生け花」感覚。

池坊で生け花を学ばれた石原先生の感性で、次々に植栽の配置が固まっていきます。

「ライプ・ペインティング」ならぬ、「ライブ・ガーデニング」。

庭づくりの一番の見せ場です。

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こちらは、なかなか見れない舞台裏。

コンパネの壁面を切り欠いて設置された鉢植えの植栽たちです。

植木鉢が空中に浮かんだように設置されています。

鉢を空中に浮かせて設置する方法を、石原先生は「エアー」と呼んでおられました。

のちのちに、この鉢そのものも隠すように、パネルの裏側も緑化していくことになります。

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だいぶ庭の形が見えてきました。

鉢で設置した木々を固定したり、玄関から東屋に至るアプローチ部分に階段をつくるため、

土を入れているところです。

大量の土を搬入するので、重機を使っています。

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玄関の門の外側はこんな風になっています。

一番最初に決まった赤いモミジが、「エアー」でパネルの上に設置されています。

コンパネむき出しのままの壁面には、ビニールの養生シートなどを丸めて作った「コブ」を、

ランダムに取り付けています。

この後、この壁面に「セダムシート」を張り付けていくのですが、「コブ」は、より自然な風合いになるように、

起伏をつくるためのベースになります。

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壁泉(滝)をつくるために、池の中にも大量の石が運び込まれました。

植栽同様、石組みも石原先生の庭のデザインの重要なポイントです。

■ 作業4日目(5月12日)

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作業4日目、この日は朝から小雨模様のあいにくの天気。

ただ、今年は10日間の作業日程の中で雨が降ったのは、この日だけで、あとは天候に恵まれました。

「霧のロンドン」と呼ばれるほど、一日で何度も気象条件がかわるロンドンですが、

今年は好天に恵まれラッキーでした。

写真は、石組み作業の様子で、重い石を池の奥の方に運び入れるのに、重機を使っているところです。

庭もだいぶ出来て来ているので、壊さないように慎重に行っています。

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庭はいよいよ、仕上げに段階に近づいてきました。

「モスマン(苔男)」の愛称で知られる石原先生の庭の代名詞は、何と言っても「苔」。

苔を定着させる際のベースになるミズゴケや、隙間を埋めるのに使われるハイゴケ、

そして、仕上げとして使われるヤマゴケなど、数種類の苔を使い分けます。

写真は、仕上げ材として使う、ノルウェー産の「ヤマゴケ」。

丸い団子のような形がパレットの中に敷き詰められています。

このヤマゴケの表面に付着した木屑などの微細なゴミを丁寧に取り除いているところです。

この細やかな仕事が、美しい庭を演出するため、手を抜けない重要な作業なのです。

■ 作業5日目(5月13日)

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いよいよ苔を張り付けていく作業がスタートしました。

ゴミをとってきれいに掃除したヤマゴケの籠が、山のように積み上げられいます。

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池の手前左側、灯篭が設置されたあたりの土の部分に、ヤマゴケを丸く重ねるように張り付けているところです。

先に据え付けている木々の枝を折らないように、慎重な作業が求められます。

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サポートスタッフ総出で、庭のあちこちに苔を張る作業を行っているところです。

奥に見える、お隣さんの庭は、まだベースの花壇づくりの段階で、植栽も全く植えられていません。

石原先生の庭は、圧倒的なスピードと完成度でどんどん仕上がっていきます。


■ 作業6日目(5月14日)

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門から奥の東屋に向けて、アプローチの階段をつくっているところです。

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池に流れ込む壁泉(滝)の石組みの様子。

岩の中に生える美しい枝振りの木々が、美しい色のグラデーションを構成しています。

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ロンドンに到着して1週間、作業工程の折り返し日です。

庭の大部分は仕上がり、これからは、細かな部分の作り込みに移って行きます。

写真は、工事中の庭を下から見上げたところです。

周囲を取り囲む森の木々を借景に、石原先生の「和の庭」が馴染んでいます。

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石原先生、職人さん、サポートスタッフ、通訳さんなど、このプロジェクトに関わっているメンバー全員で

記念写真を撮りました。


■ 7日目(5月15日)

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東屋の室内の仕上げに着手しました。

壁面を漆喰仕上げで作ります。

左官職人さんが、石原先生のトレードマークの渦巻き模様のパターンの下書きを描いているところです。

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門の壁面も漆喰で仕上げが施されます。

ここにもトレードマークの渦巻き模様がデザインされています。

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こちらは、池の底に石を敷き詰めているところです。

石原先生曰く、「この池に水を張ると、石の隙間に魚が潜んでいるような、そんな情景を作り出したい。」、

とのことでした。

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池の中から、道を挟んだ向かい側、白いテントのベースキャンプ方向を見たところです。

このベースキャンプで休憩を取ったり、昼食を食べたりします。

チーム石原では、昼食は日本人スタッフの方お手製の日本食のお弁当が出ます。

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池の中に敷き詰めた石の合間に、菖蒲などの水生植物を植栽しているところです。

そして、いよいよ池に水が注ぎ込まれます。


■ 作業8日目(5月16日)

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池に水が張られ、その水がポンプで汲み上げられ、壁泉(滝)から流れ落ちるようになりました。

静寂に包まれていた森の中に、水が流れ落ちる音が響き渡り、庭に命が吹き込まれたようです。

まだ水は少し濁っていますが、ろ過装置で次第に水は透明度を増していきます。


■ 作業9日目(5月17日)

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この頃になると、庭はほぼ仕上がり、細かいメンテナンス作業が中心になります。

池の中の植栽の植え込みや、水に浮かんだゴミの掃除などの作業をしているところです。

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こちらは、庭の裏側の壁面。

当初、むき出しのコンパネの壁面に、鉢植えが空中に浮かぶように設置されていた場所です。

庭は、正面からだけでなく、四周からも見えるため、裏側も美しくデザインする必要があります。

「エアー」で設置した鉢植えを隠すように、裏側にもたくさんの植栽を設置し、それらの鉢をカバーするように

ハイゴケを使って仕上げをしています。

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こちらは、庭の側面。

ここも当初は、コンパネむき出しの壁面だった場所。

ここには、数種類のセダム(多肉植物)をミックスして作った「セダムシート」を張り付けています。

下地に養生材を丸めて作った「コブ」のおかげで、微妙なアンジュレーション(起伏)が出来、自然な風合いに

仕上がっています。


■ 作業10日目(5月18日)

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作庭を始めてから10日目、庭は完成しました。

庭の周囲に芝生を敷いて、庭をより浮き立たせています。

職人さんたちも、ほうきでゴミを払い、ハンドスプレーを使って苔に湿気を与えています。

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東屋の中も完成し、床の間には掛け軸が掛けられ、茶卓に座椅子などもセッティングされました。

掃き掃除が終わって、室内も綺麗になりました。

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ここで、庭のディテール(詳細)も紹介しておきましょう。

こちらは、玄関の門の足元付近。

苔むした石組みと、その間を埋めるように団子状のヤマゴケが張り付けられています。

この丸い苔の景色こそ、まさに石原先生の庭の真骨頂。

石原先生の庭を見られた方の多くが、「ラブリー!(かわいい!)」と、思わず声を上げられます。

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池の周りの苔と盆栽がつくる景色。

丸いヤマゴケの間に添えられているのが、斑入りのドクダミ。

このドクダミも、「ラブリーな庭風景」のポイントになっています。

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池の水も澄んで、底が見えるようになりました。

実際に魚はここにはいないのですが、まるで、石の隙間に魚が潜んでいるかのような、

まさに石原先生がイメージしていた通りの光景が出来上がりました。

ところどころに、水が湧き出すような仕掛けがされています。

石原先生が一貫してデザインのモチーフにされている、湧き水のある風景、「源(みなもと)」を

見事に再現されています。

今年のチェルシーフラワーショーの出品された他の庭でも、水を使った演出はいくつもありましたが、

ここまで細かい部分まで気を遣ったデザインはありませんでした。


■ 作業11日目(5月19日)

この日はプレ審査が行われる日です。

作庭はすでに完了していて、翌日、翌々日の5月20日、21日の審査(ジャッジ)、プレス対応、VIP対応に向けて、

最終の仕上げを行いました。

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石原先生曰く、「10㎝ピッチで仕上げる」の言葉通り、スタッフ総出で、苔のゴミ掃除など、

細かい部分まで気を配ってメンテナンス作業を行いました。

立体的な緑の空間が仕上がりました。

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低い位置から、東屋方向を見たところです。

東屋の中の灯りが外にこぼれ出し、何とも言えぬ美しい光景が目の前に現れました。

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美しい枝振りの木々、葉の形や色のバリエーション、ビロードのような美しい光沢を持つ丸いヤマゴケの群れ、

その中にまっすぐ上を向いて立つ菖蒲の直線的な葉。

絶妙なバランスで、ひとつの画面を構成しています。

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2つの滝が流れ込む池の風景。

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引いて、庭の全景を俯瞰で撮影してみました。

8m×4mの小さな空間に、無限の広がりと奥行きを感じる美しい庭が完成しました。

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真正面から見る庭の全景。

周囲の森とも馴染んで、まるで以前からそこにあったかのような風景になりました。

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この庭を象徴するアングル。

滝が流れ込む池越しに東屋と門が見え、手前に赤いモミジの美しい樹形がかぶさってきます。

小さな空間に様々な要素が盛り込まれているのに、見事に調和して窮屈感がない、静寂の中に、水の音が響き渡り、

引き込まれるような美しい庭です。

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東屋の中から庭、滝を見た眺め。

この東屋には、限られた人しか入れないのですが、この中から外を見る風景が、この庭の醍醐味なのかも

しれません。

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VIPの内覧日に、イギリス人ファッションデザイナーのポール・スミスさんが、石原先生の庭を見に来られた

そうです。

東屋の中の茶卓には、ポール・スミスさんのサインが書かれていました。


■ フラワーショー開幕&審査結果発表(5月22日)

5月22日、いよいよチェルシー・フラワーショー2018が開幕しました。

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石原先生の庭にも、多くの人が見に来られました。

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石原先生の庭を見に来られた人々から、「ラブリー」、「ピースフル」、「マーベラス」など、

賞賛の声をたくさん聞きました。

毎年、石原先生の庭を見るのを楽しみにしていると話すイギリス人の方も多くおられました。


そして、いよいよ運命の瞬間。

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石原先生は、見事、チェルシーフラワーショー通算10個目の「ゴールドメダル」を受賞されました。

さらに、「アーティザンガーデン部門」において、「ベストガーデン賞」も受賞され、ゴールドメダルと合わせて

W受賞という快挙を達成されました。

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最後に、このプロジェクトに関わって来た、職人さん、サポートスタッフ、現地スタッフの方、そして石原先生と

喜びの記念撮影。

達成感と満足感に、皆の顔に笑顔がこぼれています。

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この日の夜に行われた祝勝会で、石原先生直々に、サポートスタッフ全員に本物のゴールドメダル

(といっても賞状のようなものですが。)が手渡されました。

一枚一枚、石原先生がサインも書いて下さいました。

チェルシーフラワーショーという、世界最高峰のガーデニングの舞台での庭づくりに参加することが出来、

そしてゴールドメダルにベストガーデン賞。

世界的な評価を手にされた石原先生の庭づくりに関わることができ、素晴らしい体験をさせていただきました。

ここで得られたものを、自分の庭づくり、そしてこれからの人生において、活かして行きたいと思います。


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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