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専門家「風景」をつくるガーデニング術

ゆったり快適!木製ディレクターズチェアを使ってみて

居場英則

バラが美しい季節になりました。

今年は新型コロナウィルス感染予防のため、不用不急の外出ができなくなり、「Stay Home」ということで、

家にいる事が多くなりました。

そのためか、ご家庭で園芸をされる方が増えているとのことのようですね。

バラをはじめ、様々な植物を庭で育てることは、人生を豊かに過ごすという点で、とても重要なことと思います。

一方で、バラなど手間のかかる植物を育てていると、「お世話が大変ですね〜。」と言われることも多々あります。

もちろん愛情を掛けて育てるほど植物は如実に応えてくれますが、

お世話ばかりだと、せっかくの植物のある生活が楽しくなくなってしまうことも、これまた現実です。

手をかけて育てた植物を眺めながら、ゆったりとお茶を飲んだり、読書をしたり、音楽を聴いたりすることで

本当の喜びを味わえるものだと思います。

今回は、そんなガーデンライフをより豊かにしてくれるディノスさん取り扱いの商品をご紹介したいと思います。

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今回使わせていただいたのが、こちら↑の商品。

木製ディレクターズチェア(エスターチェア)です。

我が家では、デッキチェアやガーデンベンチなど、いくつか庭で使えるガーデンファニチャーを持っていますが、

この木製ディレクターズチェアは、見た目にもゆったり感があり、実際使ってみても包まれるような安心感がある

とてもリラックスできるガーデンアイテムです。

では、その組み立て方法や、使ってみての印象、庭の風景としての存在感などを紹介していきたいと思います。

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こちらが、届いた時の荷物の様子。

とてもコンパクトに収納されて届きます。

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開梱して、中身を取り出すとこんな感じ。

木製の骨組み本体と、ファブリックでできた座布団のようなもの、この2点だけです。

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早速、組み立てて行きます。

木製の骨組みは、既に組み立てられていて、ねじるように開くと、このように立体的な構造物になります。

☆(星)型のように、なんとも面白い造形をしています。

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座布団状のファブリックのコーナー部分を、木製の骨組みの先端に被せるように設置していきます。

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左右のコーナーを木製の骨組みに被せると、背もたれ部分が完成します。

背もたれ部分から垂れ下がっているのが、ヘッド部分を支えるピロー(枕)です。

ぐるっと反対側に垂らします。

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続いて、座面部分です。

こちらのコーナー(角)も木製の骨組みに被せます。

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これで座面部分も完成です。

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あっと言う間に完成です。

工具も入らず、たった5分程度で、ディレクターズチェアの完成です。

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季節は巡って、バラのシーズンが到来しました。

早速、我が家の中庭、ウッドデッキテラスにディレクターズチェアを置いてみました。

ウッドデッキテラスの前に、ギボウシやフウチソウ、アジサイ、ブルーのサルビアなど、

様々な葉形の植物を植えた鉢を並べてみました。

ディレクターズチェアはその中心にあって、中庭のフォーカルポイントになっています。

ここにチェアを一脚置く事で、中庭の風景が落ち着きます。

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ディレクターズチェアの部分だけ切り取ってみました。

頭上から早咲きのつるバラ、スパニッシュ・ビューティの大輪の花が

降り注ぐようにみえます。

実際に座ってみると、背もたれ・座面とも大きく、左右から包み込まれるような

安心感があります。

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斜めから見たところ。

無地のファブリックのディレクターズチェアに、柄物のクッションなどを置くと、より存在感が際立ちます。

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我が家の中庭では、180度、周囲を植物に囲われたような感じになり、とてもリラックスできます。

ディレクターズチェアの横に、小さなテーブルを出して、本やお茶を置いたりするのもいいですね。

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少し上からの見下ろしのアングルです。

斑入りのギボウシやフウチソウ、アジサイ、アイビー、ワーヤープランツなど、

葉形が異なる植物を足元に並べています。

好きなものに囲まれて(包まれて)過ごす庭での時間は、まさに至福の時ですね。

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中庭のウッドデッキテラスは、乱張り石の中庭コートより一段(約30センチ程度)

高い場所になります。

この小さな高低差があることで、中庭全体を見下ろす感じになり、

くつろぎ感もより高まります。

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縦位置でもう一枚。

写真の左側、我が家の2階へ上がる階段はこの中庭に面しています。

その階段の踊場の小窓から、ディレクターズチェアを見下ろしてみます。

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階段の踊場の小窓からの見下ろしのアングルです。

ウッドデッキテラスの先端にディレクターズチェアを置いて、

中庭全体を眺められるようにしています。

乱張り石のコートには、木製のガーデンファニチャー(テーブルとベンチ、イス)

を置いています。

こちらでは、ガーデンランチをしたり、何かの作業を行ったりするのに

使っています。

ディレクターズチェアは、リラックス用。

決して広くない中庭ですが、用途に合わせてガーデンファニチャーを使い分ける

ことで、気分も上がりますよ。

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折りたたみ式なので、使い終わったらコンパクトに折り畳んで室内へ。

簡単に室内へ取り込めるので、急な雨でも安心です。

大きな収納場所もいりません。

なかなかのスグレもの・アイテムです。

如何でしたでしょうか?、この木製ディレクターズチェア(エスターチェア)。

組み立てや設置が簡単、コンパクトに収納でき、それでいてゆったりと快適な使い勝手。

「Stay Home」が叫ばれる昨今、庭でのライフスタイルをゆったり楽しむための

おススメのアイテムです。

是非一度、試していただけたらと思います。


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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