お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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もう長いこと、8月は、どこかに行くよりも、年末の準備に費やしてきました。

各地への出張もなく、会社はお盆休みで打ち合わせも、メールも少ない。

そして今年は、未曾有の豪雨、ますます厳しくなるパンデミックの影響で、とにかくステイホーム。

私、今日に至っては、丸2週間ほぼ家の敷地をでていないありさまです。ほぼ、というのは、

やはり生鮮品の買い物は行く。その際、3日に1度くらいですが、早朝6時ころのガラガラのコンビニとか

24時間営業のスーパーSEIYU。近くの大型商業施設は避けてしまっています。だってやはり混んでいるのは嫌でしょう。

そして、行きたかった旅行も、映画館も、展覧会も。全部キャンセル。でも、2週間前、一度だけ、

仕事の関係でワクチンPCR検査済ませイギリスに戻るという知人とRoof garden meeting はしました。

もうこれでイギリスに戻ってしまうと何年も会えない。彼の作品が素晴らしいので家族に見せたかった。

しかし、逆に日本にずっと住んでいる友人とは、長いこと会ってません。

みなさまも、きっと長いこと友人知人、家族親戚とも会えていないのではないでしょうか。

屋外でもバーベキューなどで、感染の恐れがあると言われているので、食べ物はひとつのお皿で盛り合わせは微妙。

乾きもの中心で、食事というより、Drink という感じ。

イギリスでよく、ご近所に「今日の夕方ドリンクにこない?」などとよく誘われたので、その感覚で。

昼間が37度でも、夕刻は風が吹いて気持ちの良い屋上です。比較的にご近所であるグリーンギャラリー

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吉田さんから、おみやげに頂いたひまわり。見事だったので、キッチンに飾ってしばらく眺めるに

カーテンを変えたくなり。10年以上前に、ミセス誌の取材で訪ねたベルギーのアンティークショップで

求めたレース。実は洗濯機で洗ったらエライことになっちゃって。IMG_5828.jpeg

普通は手洗いが常識ですが、最近の洗濯機には手洗いモードがあるのでとはいえ洗濯機といっても

ゆるーく、洗う方法。おそらくこの劣化では、手洗いでもちぎれたと思う。とても捨てられない。

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1日がかりに縫い直し補強。復活させました。なんて書くと、今、私の指示書や植物の発注リストや

原稿待ちや、メールの返事待ちや、新しいデザインのスケッチ待ちのクライアントやスタッフに

怒られそう。いいえ!平日は仕事して、週末にこれをやるのですからね。忙しいと週末も仕事していますが

今は、旅をキャンセルしたり、いろいろキャンセルした日程を自由時間に。

時間の使い方。って、一歩外にでれば自動的に仕事モードやスケジュール感覚ができますが

家にいるとこれ、難しい。合間に掃除機とか食事の支度とか、いろいろ雑多。

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仕事での出張やミーティングは、勝手にキャンセルできないので120%の注意で出かけますが

今の状況になることは、ある程度予測できているはずなので、キャンセル料がかかってしまう旅程だと

早めの対応も大切。直感的に判断も大事。でも、若年層の方々には本当に気の毒です。

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私の仕事は季節によってはっきりと波があるので、8月は、10月、11月発売の雑誌の準備だったり、

10月下旬には施工の始まる造園工事のための発注リストや、星の王子さまミュージアムではクリスマス装飾の準備。

ちょうど家の中の時間がウルトラ忙しくなります。料理にも時間をかけられない。フライパンとかも暑いので避けたい。

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買い物にもあまりいけないので。そんなとき、缶詰、冷凍庫のもの、そして、庭のハーブ。が役にたちます。

きっとこれ去年買ったオイルサーディン。青山のスパイラルビルのミナペルホネンの食品売り場で。

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缶詰を開けたらこのままオーブン(オーブントースター)に入れてついでに後から冷凍バゲットも

放り込んで。半分に割ったバゲットにサーディンを乗っけてタルティーヌ。レモンかけて。

ちょっと新鮮とはいえなくなちゃったセロリとキノコのスープも。夕刻ならこれに白ワインね。

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3日生鮮食品を買いに行けなくても、冷凍バゲットがあれば、結構ゴキゲンな夏の、(私には)ごちそう。

さて!本題の WISH 手芸は、長くなるので、また明日以降に!


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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