お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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この週末の東京は20度を超えて、ゴールデンウィークのころの気温だと、テレビのお天気番組で。

えええー!ちょっとまってください。まだ準備万端ではありません。写真はイフェイオン、去年100球以上植えた白花のハナニラ。

3年後には地面が見えなくなるほど密になってほしいと思って植えました。

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晩秋に作った寄せ植えにも入れておいた球根。あっちでも、こっちでも。慌てますね。雨が降らないから水やり急務です。

花芽の形成期である春に水が足らないと葉っぱだけの不発弾。気をつけて。

いくら寒い冬だったからといって、もちろん、2月中にすべきこと。

バラの冬剪定(最近では温暖地の場合、1月に終えるべき)や、ほかの灌木類も枝のフォルムを整えたり、枯れ立ち上がっていた宿根草もカットバック。だいたいは終わっていたのですが、完全ではなく。それで今日は、終日、庭中でハサミを振り回して、もう夕刻はヘトヘトです。

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ハサミの手入れもなんにもしないで毎年のお約束で咲くヒメリュウキンカ。誰かの根元とか関係なく居候するので、地面が隠れて良き眺めを作ってくれます。夏は休眠して消えてしまいますから、風通しがどうとか、関係ない。ほんとにもっと増やしたく思います。

時々園芸店に売ってます。今の時期。我が家のこの株はいつのまにか、何かに混じっていたらしく、勝手に増えた株です。

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ベランダには、通気抜群のベジトラグに球根。

菜園プランター ベジトラグ バルコニーサイズ

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夏場に蒸れて溶けてなくなってしまいそうな比較的に大きめの球根類を植えています。

これで咲いてくれたら3年目。地植えでは夏の大雨や猛暑で球根を腐らせてしまいがちですが、ソイルとベジトラグは最強コンビです。

ただし、乾燥の速さも強めなので、湿気を好む植物を植えるのは、NGです。フェンネルが永久にコボレダネで居座っているのも特徴です。

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また、夏の大雨&高温に弱いラナンキュラスやアネモネをこのベジトラグに植えておくのもサバイバル率高いです。

掘り起こしをしなくても、植えっぱなしで。ただし、今のように、雨降らず気温高めで多いに開花している状況では、もう毎日の水やりが必要な季節だということを忘れずに。

1週間予報を見ても、気温の高い日が続きそうです。かと思うとガタンと気温の下がることもある。

私たちも、植物たちの気温への感受性を十二分に開いて、調子を整えていきたいものですね。

3月15日16日は、今年最初の星の王子さまミュージアムのガーデンワークですが、お天気が変わりやすそうで、心配です。

暖かさにも寒さにも対応できる重ね着を用意しないとですね。

今日も午前中にセーターを着ていましたら大汗。木綿のシャツでちょうどいいくらいでした。

寒暖差にスライド!


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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