「シャンペトル」に草花を愛でる暮らし
「パリでは冬の時期、室内にグリーンと取り入れて季節をつなぐ装花が好まれています」と教えてくれたのは、アーティフィシャルフラワーの企画・販売を行う奥山佳奈子さん。「パリで主流となっているシャンペトルスタイルは、草原から摘んできた草花をそのまま生けたような、風を感じさせるナチュラルなスタイルです。パリジェンヌは市場に生花が少なくなる冬には造花も賢く楽しんでいます」とのこと。
そこで、アーティフィシャルフラワーでパリのエスプリを感じられるアレンジメントをつくりました。
ひとつはローズやピオニーなどのフラワーを中心としたボルドー系カラーのアレンジ。もう一つは白〜緑の葉や実ものを中心としたグリーン系のアレンジです。届いたらそのまま飾れるうえ、水替えの手間もなくきれいなまま長く楽しめます。
パリで主流のシャンペトルスタイルとは?
フランス語で「田舎風」の意味を持つ「シャンペトル」。2000年代以降、パリで主流となっているフラワーアレンジメントのスタイルです。草原から摘んできた草花を無造作に束ねたような、野趣あふれる美しさが魅力です。
大ぶりな枝や花が存在感たっぷり
草花も枝もかっちり切り揃えるのではなく、摘んでそのまま花瓶に投げ入れたような、ラフな美しさが魅力のブーケです。リビングやダイニングに置いて存在感を楽しんで。
グリーンや実ものをふんだんに取り入れた野趣性あふれる自然な動きが魅力のデザインです。季節を問わず長く楽しめる花合わせです。ほんのりシャビーなピッチャー型の花瓶も魅力的。花束と花瓶は別々でもご使用いただけます。
(ア)フラワー系:ダリアやローズを主役に。くすみピンクとモーブカラーで上品な華やかさを演出します。
〈花材〉ダリア、ローズ、ユーカリ、タイム、エリンジウム、アストランチア、アジサイなど
(イ)グリーン系:植物本来の自然な動きを表現した、グリーンが主役の軽やかで洗練されたデザインです。
〈花材〉ユーカリ、ナズナ、タイム、アザミ、秋色アジサイ、ウィローなど