ベッドパッドは必要?
いらないとされる理由や
選び方を紹介!
ベッドパッドは必要か迷っていませんか?いらないという声もあって判断に困りますよね。今回は、ベッドパッドが必要かどうかを、必要な人となくてもいい人に分けて解説します。敷きパッドやシーツとの違い、敷く順番、選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


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| 使用状況・目的 | 必要度 | 理由 |
|---|---|---|
| マットレスを長く使いたい | 高い | 寝汗や皮脂がマットレスに浸透すると、ウレタンやラテックス素材は加水分解により柔らかさや耐久性が失われ、コイルマットレスは湿気で錆びる可能性があるため |
| 寝汗が多い | 高い | 就寝中はコップ1杯程度の汗をかいており、シーツだけでは吸いきれない汗がマットレスに浸透し劣化を早めるため |
| 小さな子供と寝ている | 高い (防水、耐水タイプ) |
子供のおねしょやペットのトイレトラブルなどに備え、耐水加工が施された製品を選ぶと安心なため |
| マットレスプロテクターを 使っている |
必須ではない | マットレスプロテクターも寝汗や皮脂汚れからマットレスを守る役割であり、ベッドパッドと機能が重なるため |
| 今の寝心地を変えたくない | 必須ではない | 製品によっては通気性や硬さ、肌当たりなどの寝心地に影響するため |
| 洗う手間や干す場所を 減らしたい |
必須ではない | 洗濯頻度の目安は製品や使用状況により異なるが、シーツ併用時は3ヶ月に1回は洗濯が必要なため |
マットレスプロテクターは汚れを防ぐことに特化しており、一般にはベッドパッドより汚れ防止の効果が高いとされます。プロテクターを付けたマットレスにボックスシーツをかぶせ、ベッドパッドは使わないという敷き方もあります。ただし、マットレスプロテクターの主な役割はマットレスの保護のため、直接肌に触れることは想定されていません。
防水加工が施されたマットレスプロテクターは、単独で使うと蒸れて寝心地が悪くなる場合があるため、汗を吸う敷きパッドなどと併用するとよいでしょう。汚れ防止だけが目的ならベッドパッドを重ねなくても問題ありませんが、湿気対策や寝心地の調整を行いたい場合は、併用するのがおすすめです。
マットレスプロテクターについては、次の記事を参考にしてください。
マットレスプロテクターとは?いらない?ベッドパッドとの違いや使い方を紹介!
カビが繁殖しやすい温度は20〜30℃で、繁殖が活発化するのは25〜30℃です。湿度が60%以上になるとカビは活発になり、70%以上で繁殖し、80%を超えると繁殖の勢いが増すといわれ、皮脂やあか、フケが栄養源になります。
寝具周辺はこの条件がそろいやすい場所です。ベッドパッドを使わずに寝ると、シーツで吸いきれなかった汗がマットレスへ染み込み、内部に湿気が残りカビが生えやすくなります。
カビは表面だけでなく内部に根を張るため、完全に取り除くのは難しく、再発することもあります。ただし、ベッドパッドを敷けばカビが生えないというわけではありません。カビは結露からも起こりますし、汗を吸ったベッドパッドを洗わずに使い続ければ、湿気はマットレスへ移ります。
マットレスのカビの落とし方については、次の記事を参考にしてください。
マットレスのカビの取り方!エタノールや重曹などでの落とし方や予防法を紹介!
家の中でダニの数がもっとも多いのは寝具で、湿度が高いうえ、フケやあかといったダニの餌が就寝するたびに蓄積するためです。寝具に多いヒョウヒダニの大きさは0.25〜0.5mmです。人を刺すことはありませんが、アレルギーなど体調に悪影響を及ぼすおそれがあります。ベッドパッドなどの寝汗を吸うものを間に挟むと、ダニが好む湿気を抑えられます。
洗濯が可能な寝具をこまめに洗えばダニの糞や死体を洗い流せますが、チリダニは50℃の高温でも1時間以上生き続けることがあり、熱を当てても奥へ逃げる個体もいるため、完全に駆除できるわけではありません。ベッドパッドなどを使ってダニが増えにくい環境を整えることが重要です。
マットレスのダニ対策については、次の記事を参考にしてください。
マットレスはダニだらけって本当?簡単な退治・駆除と対策方法を紹介!
汗そのものはほとんど無臭で、においは汗や皮脂を菌が分解することで発生します。ベッドパッドを使わずにマットレスの内部に汚れがたまると雑菌が繁殖し、においにつながることがあります。洗えない素材のマットレスは、一度汚れるとにおいやシミが残りやすいでしょう。
クリーニングの業界団体も、種類や経過年数によってはにおいや汚れは落ちない場合があるとしています。敷いていても完全には防げないので、ベッドパッド自体を定期的に洗い、マットレスに届く汚れの量を減らすことが重要です。
マットレスの寿命や買い替え時期については、次の記事を参考にしてください。
マットレスの寿命は何年?買い替え時期のサインや種類別の耐用年数も紹介!
マットレスのシミを落とす方法については、次の記事を参考にしてください。
マットレスの染み抜き方法は?汚れの落とし方やシミ取りの注意点も紹介!
| 中材 | 特徴 | 洗いやすさ | 向いている季節 |
|---|---|---|---|
| ウール(羊毛) | 保温性と吸湿発散性に優れ弾力性もある | ウォッシャブル表示があり薄手の製品のみ家庭での水洗いが可能で、それ以外はドライクリーニングか専門業者による丸洗いが必要 | 通年 |
| コットン(綿) | 汗の吸湿性に優れ肌触りがよい | 洗濯機で洗える製品が多いが乾きは遅い | 通年 |
| ポリエステル | 軽くて乾きやすく加工の種類が多い | 洗濯機で洗える製品が多く乾きも早い | 通年 |
| リネン(麻) | 通気性が高く熱がこもりにくい | 家庭で水洗いできるが、乾燥機は避ける | 春〜夏 |
夏と冬では室温が違うので、掛け布団やシーツだけでなくベッドパッドも素材を使い分けると過ごしやすくなります。季節に合った物に替えると、寝苦しさが和らぐでしょう。
暖かさを求めるなら保温性のあるウール、涼しさを求めるなら熱がこもりにくい麻素材のベッドパッドが向きます。羊毛でも冬は暖かく夏は涼しく感じられる製品や、メッシュ素材のポリエステルのように通年で使える製品もあります。
冬用の敷きパッドの選び方については、次の記事を参考にしてください。
おすすめの冬用敷きパッドを紹介|選び方やお手入れ方法も解説
A.3 ベッドパッドと敷きパッドを両方使えば、ベッドパッドで汚れ防止と寝心地の調整を行い、敷きパッドで温度や肌触りを調整できます。ただし、ベッドパッドと敷きパッドは、必ず両方とも使わなければいけないというわけではありません。いずれも必須ではなく、好みに応じて重ねて使う物です。
ただし、ベッドパッドの有無にかかわらず、シーツか敷きパッドのどちらかは必ず使いましょう。また、ベッドパッドだけを敷いて直接寝るのは避けてください。肌に触れる寝具は週に1度の洗濯が必要ですが、ベッドパッドは厚みがあり頻繁な洗濯に向かないためです。
敷きパッドの選び方については、次の記事を参考にしてください。
敷きパッドがあればシーツはいらない?マットレスにパッドのみのメリットや違いを紹介!