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早春の楽しみ、水耕栽培で育てるヒヤシンスの魅力

ひで

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

いよいよ東京オリンピックが開催される2020年がスタートしました。

こちらのディノスさんのガーデニングサイトで、

ブログ記事を書かせていただくようになって、早4年が経ちました。

5年目になる今年も引き続き、こちらで記事を書かせていただけることになりました。

改めて、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、これまでは一年を通して共通したテーマを掲げて記事を書かせて

いただいておりましたが、今年2020年は、特にテーマを決めず、

比較的自由に書かせていただけることになりました。

できれば、頻度(回数)も増やして、僕のガーデニングに対する思いなどを

お伝えできればと思っています。


そんなことで、2020年、第1回目の記事は、

これからシーズンを迎えるヒヤシンスについて書いてみようと思います。

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ヒヤシンスは、チューリップやスイセンなどと並んで

早春の花壇を彩る秋植えの球根植物です。

花の少ない冬から早春にかけて、他の植物に先駆けて咲くこのヒヤシンスは、

特にお気に入りの植物で、毎年欠かさず育てています。

ヒヤシンスは、地植えや鉢植えでももちろん育てることができますが、

おススメは何と言っても「水耕栽培」です。

水耕栽培のヒヤシンスの魅力は、大きく3つあると思います。

1つめは、その「ボリューム感あふれる花姿と美しい花色」。

2つめは、「濃厚な甘い香り」。

そして3つめが、水耕栽培ならではの魅力で、「美しい白根がつくる風景」です。

今回、その3つの魅力について書いて紹介していきます。

1)ボリューム感あふれる花姿と美しい花色

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いくつかある品種の中でも、オランダで品種改良された「ダッチヒヤシンス系」は、

ひとつの長い花茎にボリューム感あふれる花をたわわに咲かせるのが特徴です。

原種の青紫色の花が、とても鮮やかで、凛とした佇まいがとても気に入っています。

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一本の花茎の周りをぐるっと一周、ベル型の花が取り巻き、

それが何層にも重なり合い、とてもボリューム感のあるタワー状の

花房になります。


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濃い色の青紫色や赤紫色の花は、シルクのような光沢があって

美しさが際立っています。

背景を黒く沈ませ、花が浮き上がるように撮影すると、

とてもフォトジェニックです。

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こちらは、紫色のヒヤシンス。

ひとつ上の写真の真ん中にあるヒヤシンスで、

青紫色のヒヤシンスと並べて飾ると、紫のグラデーションが引き立ちます。

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こちらは、鮮やかな赤色のヒヤシンス。

とても目を惹くヒヤシンスで、お気に入りの品種のひとつです。

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ヒヤシンスに限らず、バラもそうですが、

個人的には、ビビッドなカラーの花が好みなんですが、

好みに反して、パステルカラーのヒヤシンスを育ててみたことがあります。

こちらは、淡いピンク色のヒヤシンスで、開花が始まった直後の様子です。

他の色でも同様ですが、球根が割れ、花芽が上がってくると、

最初は緑色だった花芽が、徐々に色づいていきます。

その花色が移ろう風情もヒヤシンスの魅力のひとつです。

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全ての花が開花すると、このようなパステル・ピンクでした。

濃い花色のシルキーな花弁と異なり、マットな質感が特徴的です。

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こちらも、パステルカラーのヒヤシンスで、花色はイエロー(黄色)。

緑色の花芽がだんだんと黄色く色づいていく様子は、バナナの実のようで

とても面白く感じました。

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全て開花すると、このようなマット・イエローになりました。

ベッドルームの窓際で育てているのですが、ブルーの壁紙を背景と

黄色い花色のコントラストに春らしさを感じます。

レンギョウやヒュウガミズキ、ロウバイなど、早春には黄色の花が

多く咲きますが、黄色のヒヤシンスもなかなか風情があります。


2)濃厚な甘い香り

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ヒヤシンスの魅力のひとつが、その濃厚な甘い香りです。

もともと鼻の良くない僕でも、このヒヤシンスの濃厚な香りはすぐに分かります。

外から帰宅して、ヒヤシンスを育てている寝室に入った途端、

室内に充満しているその甘い香りに癒されます。

それほどの強香です。

写真では、その芳香を伝えられないのが残念ですが・・・。

3)水耕栽培ならではの美しい白根がつくる風景

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そして3つ目の魅力が、水耕栽培ならではの魅力なのですが、

水の中にふんわりと広がる、その美しい白根がつくる風景です。

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ヒヤシンスは、もともと多年生の球根で、花壇に地植えされたり、

鉢植え育てられたりすることも多い植物です。

ただ、土の中に埋めてしまうと、その美しい根が作り出す景色が見れないので、

魅力が半減してしまいます。

僕も、当初は鉢植えでヒヤシンスを育てていましたが、

ここ数年は、ずっと水耕栽培で育てています。

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ある年、水耕栽培を始めるのが遅く、巷にヒヤシンスの球根が売っていないということがありました。

その際、土植えの芽出し球根を手に入れて、水耕栽培に切り替えることをやってみました。

時期的には2月上旬で、もう花芽も上がって来て、開花目前というタイミングでした。

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ポットから取り出してみると、土の中に根が目一杯張っていました。

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根を傷つけないよう注意しながら、バケツに貯めた水の中で、土を洗いました。

その後、水栓のシャワーを当てながら、さらに根を洗って、土を全て落としました。

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なんとか、根を切らずに白根だけにすることができました。

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それを、専用のガラス容器(左から3番目~5番目)にセットしてみました。

残りの球根は、鉢底石を敷いたガラスの器にセットしました。

水耕栽培としては、問題なく育てられたのですが、

最初からガラス容器で育てたわけではないので、

丸みを帯びたガラス容器の中で、白根がふんわりと広がらず

美しい根の風景にはなりませんでした。

やはり、最初から水耕栽培するべく、早めに準備しておくのが良いと思います。

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ただ、ガラス容器を通して、窓辺から差し込む光が棚に影を落とし、

それはそれで充分美しさを感じる風景になります。

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土植え球根を水耕栽培に転換した場合は、

根をふんわりと見せるのは難しいので、この写真のように

鉢底石を敷いて、その上に白根を生やした球根を載せるという感じが

良いかもしれません。

この時、根腐れ防止のため、ガラスの器の中には、鉢底石の他に、

珪酸塩白土もしくはミリオンなどを入れておくと良いです。

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根の美しさは楽しめませんが、花はちゃんと咲いてくれました。



では、ここからは、ヒヤシンスの水耕栽培を始める手順を紹介します。

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ヒヤシンスの球根は、球根の表皮の色と花色が近しいということが多いようです。

土植えの球根の場合は、何年も咲かせることが可能ですが、

水耕栽培のヒヤシンスは、開花に球根の栄養分を全部使い切ってしまうので、翌年の開花は期待できません。

なるべく、良く太った、傷などがない球根を選ぶのが良い花を咲かせるポイントです。

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そして、花を咲かせるためには、一定期間、寒さに当てる必要があります。

僕は、11月中旬頃から約半月~1か月、冷蔵庫の中に球根を入れておきます。

その際、卵のケースを使って、球根の底に辛うじて付く程度、水を注いでおきます。

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その卵ケースごと、冷蔵庫に入れておきます。

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半月ほど経つと、球根の底から白根が伸びてきます。

ある程度白根が伸びれば「休眠打破」できたということで、冷蔵庫から取り出します。

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それを、水耕栽培専用のガラスの器にセットします。

僕の場合、白根の成長過程を見るのをとても楽しみにしているので、

ガラスの器はとても重要で、気に入ったものをネットで調達しました。

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白根の成長とともに、球根の頭頂部から、葉芽が伸びてきます。

日々の成長を眺めるのも、とても楽しいものです。

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いくつかのタイプのガラスの器のコレクションがあって、

白根の伸び方を観察しています。

こちらは、まだ白根が伸び始めた段階の写真。

毎日少しづつ根が成長していくのを眺めるのが日課になります。

土の中に植えていると見えない世界が、毎日目の前で展開されているのです。

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ガラスの器の曲線の中に広がる、白根が作り出す美しい風景です。

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開花直前には、ガラスの器の中全体に白根が広がっています。

開花までの間に、1か月以上の長い間、白根が成長する過程を観察でき、

とても得した気分になれますよ(笑)。

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水耕栽培専用のガラスの器でなくても、

こんな小さながガラスの器(確かプリンが入っていた器)でも十分楽しめます。

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ガラスの器の容量に合わせて根が伸びるようです。

大きなガラスの器のヒヤシンスは、根が細く長いですが、

小さなガラスの器のヒヤシンスの根は、太く短くなっています。

それでもちゃんと開花してくれます。

咲く花の位置(高さ)を変えるため、

わざと背の低いガラスの器を使っています。

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お気に入りの青紫色のヒヤシンスの花芽が膨らんできました。

このくらいの時期の姿がとても好きです。

青紫色の花色、球根の表皮の赤紫色、葉のフレッシュグリーン。

美しい色のコントラストに癒されます。

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そして、満開の時を迎えます。

ヒヤシンスが咲いて、部屋に甘い香りが充満すると、

寒い冬が終わって、ようやく春が巡ってきたな~と実感します。

植物が暮らしの中に息づいていることを強く感じさせてくれます。

ヒヤシンスの水耕栽培は、難しいことはなく、簡単にできますので、

是非チャレンジしていただきたいと思います。

            
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ひで

『進化する庭、変わる庭』をテーマに、庭歴5年目。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

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