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専門家「風景」をつくるガーデニング術

奈良盆地に久しぶりの降雪、雪景色のマイガーデン

居場英則

2026年も早くも2月に入りました。

そして、先日2月8日(日)の朝、僕の住む奈良市内にも、珍しく雪が積もりました。

今回は、そんな雪景色のマイガーデンの様子をご紹介しようと思います。

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今年は、北海道・東北・上越・山陰など、主に日本海側に記録的な降雪のニュースを聞きます。

僕の住む奈良盆地(奈良市)は、内陸ということもあり、また近年の地球温暖化の影響か、

ここ数年雪が降ったことはなかったのですが、前日の天気予報では、雪が積もりそうとのことでした。

そして、朝早く窓の外を見てみると、一面の銀世界が広がっていました。

高台にある我が家の2階バルコニーから、東側を見ると、雪が薄く積もった住宅の屋根が重なって見えました。

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こちらは1階のバルコニーの木製手すりに積もった雪です。

1,2cm程度でしょうか?

日本海側の記録的な降雪と比べれば、ほんのわずかな雪ですが、奈良市内では数年ぶりに降り積もった雪です。

よく見ると、粒の大きいパウダースノーのような雪で、触ってみてもとてもふんわりと軽い雪でした。

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こちらは、2階の寝室から道路側の前庭を見下したところ。

前庭に並べたたくさんの鉢植えにも白い雪が積もっています。

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1階の中庭に出てみました。

ウッドデッキテラスには、白いカーペットを敷き詰めたような一面の雪が残っていました。

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鉢植えの土面には雪は残っているものの、中庭の乱張り石部分は、雪が解けて床面が露出しています。

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中庭に置いた木製ベンチにも、ウッドデッキテラスと同様、雪が残って、風情を感じさせてくれます。

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こちらは、中庭のシェードガーデン。

土の部分には雪が残って、飛び石部分は早くも雪が解けています。

お気に入りのテラコッタ製のホースリールには、しっかり雪が積もっています。

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道路側の前庭に出てみました。

目隠し代わりになる小壁の足元の丹波石のロックガーデンも雪が積もったままです。

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こちらは、玄関アプローチ。

ずらっと並んでいるテラコッタ鉢は、ツツジ(アザレア)やバラを植えています。

まだ雪が降り続いています。

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こちらは、1月上旬にはつるバラの誘引が終わった、建物外壁面。

周りに置いたテラコッタ鉢は雪を被っています。

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こちらは、前庭の一番良い(目立つ場所)に並べたクリスマスローズの鉢植え群。

これから花が咲くはずなのに、この寒さで、葉がしおれてしまいました。

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こちらは、玄関アプローチに並べた鉢植えたち。

鉢植えのまま建物外壁面に誘引しているつるバラや、雲竜梅、養生中の木立性のバラなどです。

これらもすっかり雪をまとっています。

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こちらは、その流れで並べていたツツジの鉢植え。

早い段階で強い風に鉢ごと倒されて、その後、雪が積もったのでしょう。

この鉢だけ、テラコッタ鉢の側面に雪が積もっていました。

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うちの車もすっかり雪に埋まっています。

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駐車場の脇には、大量の鉢植えが・・・・。

鉢植えで、オベリスク仕立てにしているクレマチスや鉢植えのフジを並べています。

大量のコレクションを置く場所がなく、圃場のようになってしまっていますが、そこも鉢の表面が真っ白に。

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こちらは、建物外壁面に誘引したつるバラ。

我が家のガーデンの代名詞ともいうべき壁面ですが、このつるバラの誘引ひもを結んだ箇所にも

雪が点々と積もっています。

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我が家の雪景色の全景です。

こうやって見ると、雪が積もったというほどの量ではないのですが、ほぼ雪が降らない奈良では、

とても珍しい風景なのです。

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こちらは、中庭に置いている信楽焼のテラコッタプランター。

真ん中の穴に植えているのは、多年草のオステオスペルマム。

常緑の宿根草ですが、雪を被って寒そうです。

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こちらは、僕がコレクションしているギボウシ(ホスタ)の鉢植えのほんの一部。

おそらく、この10倍くらいの品種のギボウシをうちの庭で育てていますが、

ギボウシは落葉性の宿根草なので、冬は雪が積もっても、葉がないので、あまり雪の影響はなさそうです。

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こちらは、中庭のシェードガーデンに植えているツワブキで、品種は「銀月」。

淡いグリーンの斑が入っていて、とても気に入っているツワブキですが、常緑性の宿根草で、

葉っぱに雪を被って寒そうです。

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こちらもツワブキで、蛍のような点々の斑が入る品種です。

こちらも葉全体で雪を受け止めているのがよく分かります。

雪の粒も大きくて、まさにパウダースノー。

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こちらは、中庭のシェードガーデンに植えているドウダンツツジ。

枝が3~4本に分かれているのですが、その根元に雪が積もる様が

とても愛おしいです。

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こちらが、そのアップ。

枝が分かれた部分に、雪がひとつまみ積もっているのが可愛らしい。

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こちらは、前庭の小壁の際に植えているシャクナゲで、「ウェディング・ブーケ」という品種。

既に大きな蕾が膨らんでいます。

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雪が降って庭は一面の銀世界ですが、我が家の庭のあちこちに、春の兆しが感じられます。

こちらは、隣地境界側の花壇に植えている「スノーフレーク」。

雪の中から、いくつもの葉が生えてきているのが分かります。

(手前に見えているペレット状のものは、ボカシ肥料の粒です。)

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こちらは、鉢植えのクリスマスローズ。

濃い赤紫色の蕾をのぞかせています。

雪をまとって、白と赤のコントラストがとても美しいです。

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既に開花しているクリスマスローズもありました。

赤黒いシングルタイプのクリスマスローズ。

まるで、雪原の中で咲いているようで、とても生命力を感じます。

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もう一枚、アングルを変えて。

雪の中にすくっと立ち上がって、とても美しいです。

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バラも、動き始めています。

こちらは、前庭に植えているイングリッシュローズの「ジェームズ・ギャルウェイ」。

赤い芽が展開しています。

その周りに積もった白い雪とのコントラストが絶妙です。

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こちらは、数年前から鉢植えで育てている梅の一種で「雲竜梅」。

超早咲き品種で、今年は1月中旬頃から咲き始めました。

中庭に置いていましたが、咲き始めてから、街の人にも見てもらえる前庭へ

移動させました。

今、ほぼ満開で、雪景色の中、凛とした佇まいです。

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雲竜梅の咲き始める頃の様子。

小さい蕾が続々と開花していきます。

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太い枝の途中から、新枝もなく、そのまま花が咲いているところもあります。

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こちらは、たった一輪が枝から飛び出したように見えます。

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咲き始めは、このようなまん丸い玉のようです。

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咲いたところをバックショットです。

濃い赤色のガクがとても可愛らしくて、このアングルがお気に入りです。

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この「雲竜梅」は、その名の通り、「枝」が昇り竜のようにうねりながら、「雲」のように見える白い梅の花の間を

伸びているのが特徴です。

生け花などの花材としても良く使われる品種らしいです。

「雲竜」の名前から、幸運を呼ぶ縁起の良い花木とされています。

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開花した花は、小さな白い花弁に赤い花芯、黄色いシベでとても風情があります。

雪が舞う寒空の中でも、ひとり花を咲かせ立ち続ける様は、とても凛としています。

まだまだ寒い日が続きますが、待ち遠しい春に向けて、一歩づつ季節は進んでいるなと感じる今日この頃です。


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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