マットレスだけで寝るのはNG?
デメリットや選び方・
おすすめを紹介!
マットレスだけで寝てもよいのか気になっていませんか?今回は、マットレスだけで寝ても問題ないのかどうかや、メリット・デメリット、寝るときの注意点を解説します。マットレスのみで寝る場合の選び方やおすすめ商品も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


SIMMONS(シモンズ) Beautyrest Premium ゴールデンバリューマットレス
| 項目 | マットレスだけで寝る | ベッドフレームを使う |
|---|---|---|
| 湿気・カビ | 空気の通り道がなく湿気が逃げにくい | すのこタイプなら湿気が溜まりにくい |
| 床のホコリ | 床に近く舞い上がったホコリを吸い込みやすい | 床から離れるぶん吸い込みにくい |
| 部屋の圧迫感 | 高さ10cm前後で視線が抜ける | マットレス込みで30〜47cmで圧迫感が出やすい |
| マットレスの傷み方 | 湿気がこもると素材が劣化しやすい | 定期的な手入れで長持ちさせやすい |
| 寝起きのしやすさ | 深く屈む必要があり足腰に負担がかかる | 立ち座りしやすい |
| 費用 | 一般的なシングルサイズは1〜4万円 | シングルサイズのベッドフレームのみの値段は2〜5万円 |
床に敷くタイプのマットレスも、上に敷布団を重ねず1枚で使います。どちらも単体で体を支える前提で作られているため、重ねると互いの良さを十分に生かせません。間に湿気がこもりやすく、カビやダニも発生しやすくなります。マットレスを重ねると、体の重さを分散する働きも落ちるおそれがあります。
代わりにシーツを敷けば、汗や皮脂が寝具に付着するのを抑えられるでしょう。シーツの上に敷きパッドを重ねれば、就寝中の汗を吸い取れます。寝心地を変えたいときは、敷布団ではなくマットレストッパーなどを検討しましょう。
敷布団とマットレスを重ねずに使う方法については、次の記事を参考にしてください。
敷布団の上に敷くマットレスはNG?正しい使い方や寝具のおすすめを紹介!
マットレスの下にたまる湿気を吸い取るために敷くのが、除湿シートです。シリカゲルを使った製品では、ゲルが空気中の水蒸気を取り込んで湿気を吸います。湿気を吸うと色が変わるセンサー付きの製品もあります。センサーは使う環境によって反応しないこともあるため、色はあくまで目安と考えて、こまめに干しましょう。
干さずに敷いたままでいると、シートは吸った水分を出し切れず、吸湿力が落ちることがあります。また、シートの大きさがマットレスと合っていないと、はみ出した部分に湿気がたまりやすくなります。
マットレスの下に敷く物の選び方については、次の記事を参考にしてください。
マットレスの下に敷くものは必要?敷くメリット・効果は?
床や畳に直に敷いているなら、少なくとも2〜3日に1回はマットレスを壁などに立てかけて乾かしましょう。直射日光を避けて風に当てる陰干しにすると、生地や中材が傷みにくくなります。
ウレタンは熱や紫外線に弱く、日に当てると硬くなったり黄ばんだりすることがあります。立てかけるときは斜めにして、表と裏の両方に風を通しましょう。自立する三つ折りタイプなら、折り目を曲げて開いて立てると、壁がなくても乾かせます。閉じて重ねたままでは、中まで空気が通りません。
マットレスの種類ごとの干し方や干せないときの対処法については、次の記事を参考にしてください。
マットレスの干し方!種別に時間・頻度や干せない時の対処法も紹介!
畳は、周りが湿っていれば湿気を吸い、乾いていれば放ちます。ただし、吸収するのは早く、放出するのはゆっくりなため、湿気の多い日が続くと大量に抱え込みます。畳の上にカーペットなどを敷くと呼吸が妨げられ、湿気がこもってカビが発生しやすくなるでしょう。マットレスの直置きも、カーペットを敷いたのに近い状態です。
対策の中心は換気で、窓を開けて空気を通し、雨の日はエアコンのドライ機能を使います。湿度は60%以下を目安に保ちましょう。マットレスは通気性を良くするために壁から離して置き、寄せる場合も10cm程度は空けます。
和室でマットレスを使うときの注意点や選び方については、次の記事を参考にしてください。
畳にマットレスは直置きNG?カビが生える?和室での注意点や選び方を紹介!
フローリングや畳に直接敷くなら、厚さ10cm以上が1つの目安です。10〜14cmが、1枚で使って底付き感を抑える下限の目安となります。
ただし、必要な厚みは素材や体重で変わります。ノンコイルのウレタンやファイバーは15〜20cmが適切とする見方もあれば、反発力の高い素材なら10cm前後でも支えられるという案内もあります。コイル入りの場合は、寝心地を確保するために15cm以上を選びましょう。
体重が重い人ほど沈み込みが深くなるので、体重80kg以上の人は素材にもよりますが、20cm以上の厚さを検討しましょう。厚すぎると通気性が落ちるため、湿気対策とあわせて考えます。
体重やベッド別の厚さの選び方については、次の記事を参考にしてください。
マットレスの厚さは何センチがおすすめ?平均や体重・ベッド別の選び方を紹介!
マットレスの中身は、主にバネを使う物、ウレタン、ファイバー、ラテックスに分かれ、それぞれ支え方が違います。寝返りを打ちやすいのは、押し返す力の強い高反発の中材です。
低反発は体の凹凸に沿って沈むぶん、寝返りに力が要ります。ファイバーは細い繊維が隙間を多くつくる構造で、やや硬めの寝心地です。ポケットコイルは、バネを1つずつ袋に包んで並べ、体を点で支えます。
寝返りのしやすさを重視する人には高反発、通気性や衛生面を重視する人にはファイバー、体あたりの柔らかさを求める人にはポケットコイルが向いています。
コイルの種類による違いについては、次の記事を参考にしてください。
ポケットコイルマットレスとは?メリット・デメリットやボンネルコイルとの違いを紹介!
A.1 マットレスだけで寝るのは、足腰の筋力や柔軟性に不安がある人には不向きです。床からの立ち上がりに負担を感じる人は、毎朝の起き上がりがつらく感じやすく、無理をすると身体への負荷や転倒につながるおそれもあります。立ち上がる動作が負担に感じられる場合は、高さのあるベッドや介護用ベッドへの切り替えが推奨されます。
また、窓が少ないなど換気がしにくい部屋で寝ている人にも不向きです。カビは換気不足で高湿度になりやすい場所で繁殖しやすく、直置きすると寝具や床を傷める原因にもなります。
ベッドを使わない暮らしのメリットについては、次の記事を参考にしてください。
一人暮らしにベッドはいらない?なしでマットレスのみや布団の生活のメリットを紹介!
A.2 カビが発生したら、放置せず早めに手を打ちましょう。消毒用エタノールで拭いても、カビによる黒いシミは残る場合があります。作業はマスクとゴム手袋を着けて換気し、胞子が舞うので掃除機で直接吸うのは避けましょう。
有害な塩素ガスが発生するおそれがあるため、塩素系の洗浄剤は必ず単独で使用してください。エタノールで拭いた箇所に塩素系を重ねるのも避けましょう。塩素系は色落ちの原因となることがあるため事前に表示を確認し、エタノールは火気を避けて目立たない場所で試してから使用します。広範囲に及ぶときや臭いが取れない場合は、専門業者への依頼や買い替えを検討してください。
マットレスのカビの落とし方と予防法については、次の記事を参考にしてください。
マットレスのカビの取り方!エタノールや重曹などでの落とし方や予防法を紹介!