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専門家「風景」をつくるガーデニング術

グリーンサポート会、近所の公園のフジの冬剪定2026と、昨年春の開花の様子

居場英則

今僕が住んでいる地域の2つの公園(奈良市の管理する公園)で、住民有志が「グリーンサポート会」と称し、

定期的に公園の雑草刈りや、公園にあるフジ棚のフジの管理を行っています。

フジ棚のフジの木(現在、全部で4本)については、花後の夏剪定(7月、8月の2回)と、冬剪定(1月に1回)を

ここ数年実施していまして、移植保護されたフジの木(1本)や、新しく植えられたフジの木(3本)は、

年々調子を上げて、徐々に春(4月末頃)に開花するまでになりました。

今回は、そんな町内の公園のフジ棚のメンテナンスに関するグリーンサポート会の活動をご紹介したいと思います。

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こちら↑が、昨年2025年春に開花した「上の公園」と呼んでいる(西町公園)のフジ棚のフジの様子です。

数年間グリーンサポート会のメンバーで手を掛けた甲斐もあって、ようやくここまで咲かせてくれるまでに

なんってきました。

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こちら↑は、今年2026年の1月中旬に行った、フジ棚のメンテナンスの様子です。

「下の公園」と呼んでいる(東町公園)に新設されたフジ棚に誘引したフジの木(パーゴラの両側に1本づつ)2本を

グリーンサポート会のメンバーで、冬剪定している様子です。

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この「下の公園」は、隣接する旧・UR団地の再開発で、前の公園を一旦取り壊し、再整備された公園です。

以前、この場所に設置されていた古いフジ棚は撤去され、そのパーゴラに誘引されていたフジの木2本のうち、

1本は枯れてしまい、残った1本の古木のフジの木は、住民の要望により、隣接する「上の公園」(西町公園)に

移植されました。

更地になった土地に新たに整備された公園には、ベンチと日陰をつくるためのフジ棚が設けられました。

新たに植えられたフジの木2本も、数年が経ち、ようやくフジ棚(パーゴラ)をほぼ覆うほどに成長しました。

そのフジを春に開花させるために、花芽に光を当てるための冬剪定を、毎年1月中旬に行っています。

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こちら↑の写真は、昨年2025年春(4月下旬)に、「下の公園」のフジ棚(パーゴラ)で、

フジが開花した時の様子です。

写真右上隅の方に見えているのが、「上の公園」(西町公園)です。

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横から見てみると、この通り。

フジ棚(パーゴラ)から、たくさんのフジの花房が垂れ下がっています。

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更に近づいて見ると、こんな感じ。

なかなかの咲きっぷりではないでしょうか?

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更にアップ。

「下の公園」に植えられたフジの木は、まだ幼木だったのですが、植えてから数年が経ち、毎年メンテナンスを

行った結果、ここまでの開花に至りました。

まだ、フジ棚(パーゴラ)の中央部の花数が少ないため、今後は、花後に伸びるツルを、フジ棚の中央に引っ張って

フジ棚全体で豪華に咲かせることが、グリーンサポート会の目標なっています。

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「下の公園」(東町公園)に続き、「上の公園」(西町公園)のフジ棚のフジの木のメンテナンスを行います。

「上の公園」は、隣接する旧・URの再開発の影響を受けず、そのまま(おそらく50年くらい前につくられたまま)

の状態を維持しています。

再開発に伴う「下の公園」の再整備によって、「下の公園」の古木のフジの木1本を「上の公園」に移植することに

なりました。

根を触られるのを嫌うフジの木の移植は難しいと言われますが、この公園に移植された古木のフジの木は

奇跡的に復活し、「上の公園」で大切に育てています。

(写真手前の太い幹のフジの木が、「下の公園」から移植されたフジの木です。)

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こちらが、「下の公園」から移植された古木(おそらく40年以上経っている)のフジの木です。

移植に伴って、新たにフジ棚(茶色いフジ棚)が設置されました。

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こちらは、古いフジ棚(パーゴラ)。

「上の公園」が整備された、おそらく50年近く前から存在するパーゴラです。

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以前は、この古いパーゴラに、古木のフジの木がパーゴラの対角に2本、植栽されていました。

ただ、その古木のフジの木がは「こぶ病」に侵されていて、弱っていたのと、数年間メンテナンスを重ねましたが、

春にほとんど花を咲かせないため、昨年、思い切って株元から伐採しました。

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「下の公園」から移植することになった古木のフジの木が万が一枯れた場合の保険として、

幼木のフジの木を「上の公園」に植えていただきました。

その幼木のフジの木が数年経ち、大きく育ってきたため、この古いパーゴラの方にツルを誘引することにしました。

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こちらが、その様子。

元々、新たに設けられたフジ棚(茶色いパーゴラ)に誘引されていたのですが、この新しいフジ棚には、

「下の公園」から移植してもらった古木のフジを誘引して、その枝だけで十分パーゴラを覆えることになったため、

幼木のフジの木は、隣にある古いパーゴラ(青いパーゴラ)に誘引することに変えたのです。

それが功を奏して、「上の公園」の2本のフジの木は、それぞれに花を咲かせるスペースを獲得したのです。

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こちら↑は、昨年2025年春の開花の様子です。

なかなか見事に咲いてくれました。

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新たに植えてもらった幼木のフジの木も、数年が経ち、株が充実して、たわわに花を咲かせてくれました。

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幼木のフジの木は、当初、写真右側の新しく設置されたフジ棚(茶色いパーゴラ)に誘引されていましたが、

向きを変え、向かって左側の古いパーゴラ(青いパーゴラ)へと、空中を引っ張るように誘引の方向を変えました。

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上手く古いフジ棚(青いパーゴラ)へと、橋渡しができたと思います。

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咲いたフジの花の花穂も、年々長くなってきているように感じています。

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こちら↑は、「下の公園」から移植された古木のフジの木。

ツルの半分は、向かって左側の茶色いパーゴラに誘引し、残りの半分は、そのまま「立ち木仕立て」としています。

「つる誘引(パーゴラ仕立て)」と「立ち木仕立て」のハイブリット型の仕立てとしています。

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新しいフジ棚(茶色いパーゴラ)に誘引した、「下の公園」から移植した古木のフジの木。

うまく移植ができて、勢いを増しているように見えます。

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新しいフジ棚(茶色いパーゴラ)に誘引した古木のフジのツルからも

たくさんの花穂が枝垂れて咲いていました。

これが昨年2025年の春(4月下旬)の開花の様子です。

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さて、2026年の冬(1月)のフジの冬剪定が終わったあとの様子を、改めて見てみます。

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2つのパーゴラ(茶色と青のパーゴラ)の間に植えられた、幼木のフジの木は、紆余曲折あって、

右側の古いフジ棚(青いパーゴラ)に、空中誘引しています。

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「下の公園」から移植されて、奇跡的に根付いた古株のフジの木は、半分が「立ち木仕立て」、半分をパーゴラに

つる誘引(「パーゴラ仕立て」)しています。

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空の中、グリーンサポート会のメンバーと一緒に作業した、フジの冬剪定が終わりました。

あとは、春の開花を待つばかりです。

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そんな中、2月上旬、奈良市に珍しく雪が降りました。

すっかり雪景色となった「上の公園」(西町公園)です。

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雪が積もった公園には、フジだけでなく、サクラ(ソメイヨシノやヤマザクラ)も、うっすら雪をまとっています。

間もなくやってくる春じっと待っているかのようです。

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そして、グリーンサポート会のメンバーが待ち望んでいるのは、かつて公園にあったこの↑フジ棚の風景です。

こんな美しい風景に出会えるよう、今年も頑張りました。


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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