ローマは一日してならず。なんて言葉があるけれど、ガーデニングも然り。素敵なお庭も準備や日々のコツコツがあってこそ。猛烈な暑さからは少し解放され、朝晩が少し涼しくなってきたこの季節。来年の春に向けての準備は、この秋に始めるのが一番。植え替えや種まき、球根の植え付けなど、やっておきたい作業が盛りだくさん。秋を制するものはガーデニングを制す!さあ、コツコツと春に向けての準備に取り組みましょう。
INDEX
秋植え球根を植える
ガーデニング園芸初心者さんの中には、秋植え球根って何?と思う人もいるはず。チューリップや水仙、クロッカス、ムスカリやスノードロップなど、来春のガーデンを彩る定番の球根植物たちで、秋に植え付けるのがベストなものを総称してそう呼びます。でも、そもそもなぜ秋に植えるのかしら?って思う人もいるかもしれません。なぜなら、植えられた後に、ある一定期間の寒さに当たる必要があるから。その寒さがある事で、花が咲く指令が球根たちに出されます。
夏の終わりに多くの園芸店がこぞって球根を売り出し始めます。この時期にお気に入りの球根は早めに手に入れておかないと、気付いた頃には売り切れなんて事もあるので注意が必要です。植え付けは早すぎず遅すぎずが基本。早すぎは、年内に葉が伸びすぎてしまったり、出過ぎた葉が冬の寒さで傷む原因にもなるので、10月半ば以降11月がおすすめ。植え付ける深さは球根の大きさ2〜3個分の深さを目安にします。植えた直後は、少し殺風景に見えるので、可愛いピックなどを土に刺せば、植えた場所の目安にもなるし、可愛らしさが加わるので、特に鉢植え栽培でおすすめの方法。植え付けたら、しばらくの間春に思いをはせて待つのみです。
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秋の種まき
秋は種まきにも適しています。この季節、秋まき一年草の種まきにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。秋に種を蒔いて、翌春から夏にかけて花を咲かせ、その後枯れる1年でサイクルを終える植物たちです。園芸初心者におすすめなのは、マリーゴールドやニゲラ、スイトピーなど種の比較的大きなもの。これらの種を蒔く場合、小さな黒ポットに培養土を入れて、そこへ3〜4粒の種をまき、芽が出るまで乾かさないように管理をします。本葉が数枚出てしっかりしてきたら、鉢や庭に植えましょう。(これらの種であれば特に種まき用土を用意しなくても大丈夫)
お庭のある人ならば、花壇に直に蒔いて楽しめるポピー、ネモフィラ、ヤグルマギクがおすすめです。ワイルドフラワーミックスなど、いくつかの種を混ぜてパックになっている種も販売されているので、そういったものを選んでも良いでしょう。また、家庭菜園を始めるのにもとても良い時期。リーフレタス、二十日大根はとても育てやすく、秋からスタートするのにぴったりの野菜です。カモミールなどのハーブの種も秋蒔きがおすすめです。種を蒔いたら、何の種を蒔いたか分かるようにタグをつけて、野菜名を書き込んでおきましょう。
バラ選び
もしバラを育てたいと思っているのなら、この秋が購入のベストタイミング。春と秋に多くのバラの苗が出荷されますが、秋シーズンは春よりも多くの品種が出荷されます。この時期、開花したバラの状態を見て選ぶ事ができるので、売り切れてしまう前に、お気に入りのバラをゲットしましょう。
購入したバラの根鉢がすでにいっぱいであれば、1〜2割大きめの鉢に根鉢を崩さずに新しい土を周りに入れて植えてあげましょう。植え替えしたら、蕾や花が付いていると思うので、活力剤を追加してあげます。植え替えが必要でなければ、その年の冬にまで待って、休眠期に1〜2割大きな鉢に植え替えをします。その際は、根鉢を崩して古い根や土を取り、新たな土で植え替えます。
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マルチングの用意
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花後の剪定
特にバラを栽培している場合、実を鑑賞する品種でない場合は、花後早めに枯れた花を剪定します。剪定は、よく切れる剪定バサミを使います。切り口がきれいなほど、乾燥も早く病害虫侵入や枝枯れのリスクも減ります。
また、完全に葉が落ちたアジサイアナベルも剪定をしてコンパクトに保ちます。通常のアジサイは開花後に翌年の花芽を形成するため、秋以降の剪定はできません。ですが、アナベルは春に伸びた枝に花がつくので、この時期に小さく刈り込む事ができます。そして秋も深まってくると、宿根草たちが徐々に枯れてきます。最近は宿根草の枯れ姿を秋冬の姿として楽しむ方法も、多く紹介されています。枯れた枝葉をできるだけ楽しみながら、晩秋から早春までの間には、刈り込んでスッキリさせましょう。
エキナセア、孔雀アスター、秋明菊など、翌春に新芽が地面から出る宿根草は早春までに地際でカットします。バーベナボナリエンシス、サルビアなど枯れたように見える茎部分からも活発に新芽を出すものたちは、晩秋〜冬のうちに地面から10〜15センチ程に切り詰めてあげると、よりコンパクトに保てます。これらは暖冬下で、かなり高い位置から早々に新芽を出し始めてしまうので、その他の宿根草より、少し早めに切り詰めておくと良いでしょう。ただし、寒冷地域にお住まいの場合は、雪などの影響もあるので、早春にまとめて切り詰めるのがおすすめです。
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