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専門家「風景」をつくるガーデニング術

「京北・香りの里/六ヶ畔・花簾庭」(京北バラ園)2026年二期エリアへの期待!

居場英則

ひとつ前の記事で書いた、京北バラ園(正式名称は、「京北・香りの里/六ヶ畔・花簾庭」)では、

一年前から4枚棚田の奥(2段目、3段目)をバラ園の拡張エリアとして整備を進めてきました。

今回は、そのバラ園拡張エリアの様子をご紹介しようと思います。

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こちらが、そのバラ園拡張エリアの代表的なシーン(風景)です。

4枚棚田の一番手前、国道に面した田んぼ一枚分が、これまでの「京北バラ園(花簾庭)」でした。

2016年頃から、バラ園としての造園がスタートして、今年で丸10年目を迎えます。

昨年より、棚田の2枚目、3枚目をバラ園の拡張エリアとして、少しづつ整備を進めてきました。

まだまだ途中段階ではありますが、概ね形も出来てきまして、今年の春のオープンガーデンでは

この拡張エリアも含めて見学していただけると思います。

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こちら↑の写真が、バラ園拡張エリア、棚田2枚目の全景写真です。

奥に見えているのが、東屋を含めたバラ園(第一期エリア)になります。

余談ですが、今年は、バラ園に併設した建物(六ヶ畔茶寮)で、本格的な手打ち蕎麦のお店がオープンします。

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バラ園拡張エリアの棚田2枚目には、これまでの懸案だった剪定枝置き場が作られました。

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獣害(鹿)対策の木格子塀と同じデザインで、剪定枝置き場が見えにくいようにデザインされました。

このあと、バラ園の農作業用具置き場も、設置される予定です。

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こちらは、棚田2段目のパーゴラ部分です。

以前は、フランソワ・ジュランビルやポールズ・ヒマラヤンムスクなどの大型のつるバラを誘引するための

パーゴラが設置されていましたが、今はそのパーゴラの高さを変えて、ぐっと低いものにしました。

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こちらが、その低くなったパーゴラです。

何故低いパーゴラに変えたのか?というと、棚田2段目、3段目の部分に、バラ園一期エリアと同じ、

「バラの滝」を設置したため、その「バラの滝」への視界を遮る高いパーゴラが邪魔になったのです。

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アイアン製のパーゴラの脚を中ほどで切って、低くした上で、再溶接してもらいました。

そうすることで、低いパーゴラができたのですが、せっかく植えた大型のつるバラ(フランソワ・ジュランビルや

ポールズ・ヒマラヤンムスク、ドロシー・パーキンス)などは、枝が細くしなやかなので

地面に近い高さで、地面に水平に誘引することにしました。

去年の夏に、株元でぶった切ったため、まだ大したシュートは出ていませんが、

来年には、この低いパーゴラを覆いつくすくらいには育つのではないかと思っています。

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こちら↑は、棚田2段目と3段目の境部分。

バラ園一期エリアにつくった「バラの滝」と同じものを、ここにも作りました。

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こちらは、棚田3段目。

こちらは、芝生敷きの間に水を流し、全体としては、岩(景石)部分にツツジを植栽しています。

将来的には、ツツジ園的なゾーンになればと思っています。

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こちらは、棚田3段目と、その奥の棚田4段目です。

最奥の棚田4段目には、先行して日本庭園が造られています。

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日本庭園部分は、地元の造園業者さんにデザインで日本庭園が造られていますが、

計画途中で曖昧になっていたので、今回、この日本庭園部分もテコ入れして、新しく作り直すことになりました。

既存の壁泉はそのままにしつつ、築山を作って、枝垂れ梅の大木を植える予定で準備しています。

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こちらは、新たにつくられた日本庭園用の農作業小屋。

獣害対策の塀の一部に、小さな瓦屋根を載せた小屋ができました。

その小屋の向かって左側の壁は、木格子塀から、漆喰調の塗り壁に変更されます。

現在は、まだ下地塗り段階ですが、このあと白く塗装される予定です。

日本庭園との相性もさらに良くなると思います。

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棚田3段目の「バラの滝」ゾーンです。

ここも昨年に整備を開始したばかりですが、一期エリアの「バラの滝」と同じく、日本の群星・群舞という

白(群星)と淡いピンク(群舞)のつるバラを植えていますが、ようやく大きく育ってきて、

今年はかなり良い風景をつくれそうに思います。

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「バラの滝」と、手前の景石とツツジ、そして後方の借景的な瓦屋根の農作業小屋。

なかなか良い雰囲気になってきました。

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引きで見るとこんな感じ。

あと数ヶ月経つと、ここもバラの花が水しぶきのように流れ落ちるシーンに変わるはずです。

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更に引くと、こんな感じの風景が広がっています。

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棚田3段目のツツジ園には、最奥の日本庭園の壁泉(滝)から流れ落ちた水(川からポンプアップしています。)を

流すデザインになっています。

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こちらは、棚田3段目と2段目の境の段差を活かした「バラの滝」を裏側から見たところ。

ここの群星・群舞も、昨年からは見違えるほど大きく育ってきました。

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バラ園一期エリアの「バラの滝」に比べると、まだまだ貧弱ですが、

それでも今年はそれなりの「滝」の風景を作り出してくれると思います。

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棚田2段目の「バラの滝」を、前から見るとこんな感じ。

だいぶいい感じに育ってきています。

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棚田2段目と3段目の「バラの滝」が重なって見えます。

そして、この手前に一期エリアの本命の「バラの滝」が、ドーン!と咲き誇る予定です。

皆さん、今年の京北バラ園「六ヶ畔・花簾庭」はいいですよ!

是非、期待してください。

皆さんのご来場をお待ちしています!


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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