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専門家「風景」をつくるガーデニング術

実験集合住宅・NEXT21のエコロジカルガーデンの夜景2026

居場英則

ひとつ前の記事でも書かせていただいた、大阪ガスさんの実験集合住宅・NEXT21。

実際に大阪ガスの社員さんが、代わる代わる一定期間の入居しながら、様々な居住実験を実施されています。

そのNEXT21の居住実験開始から30周年記念事業に、ご縁があって関わらせていただいて以来、

現場の建物共用部に、つるバラを植栽させていただき、その後の定期的なメンテナンスのお手伝いもさせて

いただいています。

今回は、そんな実験集合住宅・NEXT21の、共用空間「エコロジカルガーデン」(中庭)の夜景の様子を紹介

させていただきたいと思います。

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30周年記念事業の一環で、NEXT21の共用部分の冬季のイルミネーションの社会実験に、

知人の女性照明デザイナーを紹介し、関わっていただきました。

30周年記念事業以降も、その社会実験を経て、実施(常設)に移された照明もあり、

また冬期には、NEXT21の住民による「灯りのワークショップ」も継続的に行われています。

今回は、大阪ガスの担当者より、その冬季のイルミネーションの様子を写真撮影して欲しいとの依頼を受け、

先日撮影に行ってきました。

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前面道路の幅員の関係で、建物全景を撮影することは難しく、コの字型の建物南側に設けられた

中庭「エコロジカルガーデン」を中心とした夜景を撮影しました。

SI(スケルトン・インフィル)構法という、躯体と住戸を分離することができる独自の構造が、

このNEXT21の特徴のひとつですが、その構造(ストラクチャー)や、空中に2本架けられたブリッジなどの

建築物を照らす照明と、エコロジカルガーデンの植物を照らす照明がうまく共存しています。

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今年は、住民ワークショップでつくられたという「パーティライト」が

新しく設置されました。

電球を並べて吊るしたようなライトが、南側のアプローチの手すりや階段に

設置されています。

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縦位置で、エコロジカルガーデンから、3階、5階のブリッジを見上げた

アングルです。

共用廊下の柱に巻き付いた、常緑のつる性の植物にも照明を当てています。

現在、イルミネーションは冬季限定で行われていますが、

春の開花の際にも、咲いた花を照らしても素敵かもしれません。

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こちらは、一本の柱が4本の斜め柱に分かれるという、NEXT21の独特の

ストラクチャー(構造)を強調するようなライティングです。

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エコロジカルガーデンの周囲の植栽には、パーティライトが散りばめられて、とてもきれいです。

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3方を道路に囲まれたNEXT21の西側道路から、北西角のメインエントランスの方に向かいます。

こちら側にも、南側と同じ、1本の柱から複数の斜め柱に分岐するストラクチャーが見えていて、

それを強調するライトアップが行われています。

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そして、こちらが、北西角のNEXT21のメインエントランス。

この角には、建設直後から植えらているオオシマザクラの大木があります。

今は冬で葉が落ちて枝だけになっていますが、そのオオシマザクラにも照明があたり、

美しい樹形が暗闇に浮かび上がっています。

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そのオオシマザクラの足元の植栽枡にも、植栽が施されていて、そこに南側と同じく住民ワークショップで

つくられたパーティライトが設置されています。

ランダムにキラキラと輝いていて、宝石箱のようです。

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こちらが、NEXT21のメインエントランスへのアプローチ。

「NEXT21」と書かれたサインにも照明がセットされています。

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メインエントランス脇にある外部の吹き抜け空間です。

ここの水盤に設置されている2灯の灯りは、ガス灯です。

ガス会社ならではの照明です。

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メインエントランスの脇から、2階へと続く屋外階段です。

サインパネルもライトアップされ、独特なストラクチャーも垣間見れる

NEXT21ならではの風景が、闇の中に浮かび上がっています。

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屋外階段のアップ。

ここの手すりにもパーティライトが設置され、2階へと住民を誘う演出です。

屋外階段の脇の高木(落葉樹)にもアッパーライトが施され、

階段と相まって、美しい冬の風景を構成しています。

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いかがでしたでしょうか?、NEXT21の冬のイルミネーション。

もう間もなく春がやってくると、このメインエントランスには、早咲きのオオシマザクラが満開に咲き、

南のエコロジカルガーデンには、新緑が広がり、その頭上では、ユキヤナギやツツジ、バラなど様々な植物が

数珠つなぎに咲き乱れます。

またその風景もレポートしたいと思っています。

乞うご期待!


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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