お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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2018年は、台湾にはじまり、オランダで終わりました。

どちらも、ご参加の皆さまのおかげで素晴らしいツアーになりました、

できればまたいつか、台湾もオランダもagain..。とは、思っていますが....。

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なにより興味深いことは、台湾もオランダも、自国の伝統とその国らしさを活かしたモダンデザインの良い面を観て回ることができたこと。

特にモダンな世界は、年々新たに登場するので、初めての存在と出会うのが楽しみです。

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浅い見方で見れば、モダンデザイン。

世界中、同じに見えるかもしれませんが、違います。

文化の象徴でもあるデザイン。

国によって異なるので、そこが面白い。

それで、いよいよ、2020年を前に、2019年は温故知新。

私自身が自分史上、一番理解しているつもりのイギリスを、可能な限り網羅したいと思っています。

Brexit の後のイギリスはどうなのでしょうか?私は90年代のイギリスから相当変わってきているイギリスから目が離せません。

それは、イングリッシュ・ガーデンも同じこと。

伝統的なイングリッシュ・ガーデンからモダン・ガーデンまで。

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先日のコミカレの講座でも話題にしましたが、1993年の創刊号をまだ大切に持っています。

(昔、ananの創刊号を持ってたのに!なくした)

この雑誌が創刊されたときは興奮しました。ついにこういう時代が来た!と。

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そして、今も購読していますが、あれから、四半世紀が経って、その違いを見ていくことが

庭を考えるうえで大変に参考になります。

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それで、行くのは6月上旬。それも、バラが最も美しく咲く時期に。

私自身が世界中で最も美しいと思うローズガーデン、モティスフォントも。

また、20世紀を代表するシシングハーストの今を。

私が初めて訪ねた1993年頃と比べると、シシングハースト、伝統とモダンが入り混じっていると見ています。

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同じアイデアの植栽も保たれながら、まったく新しい植栽もあります。

それは、2018年の時点のヘッドガーデナーTroy Scott Smith のロマンが足されているから。

花の色だけだった庭に植物のフォルムにも繊細な配慮の加わった植栽が魅力的。

写真は、GARDENS ILLUSTRATED 2018年の7月号から、シシングハーストの

Troy Scott Smith が作る寄せ植え。

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ついでに同じ号のグラジオラス特集では、Parham house の紹介がでていましたが、ここも私が大好きな庭、エリアが近いので、できれば訪ねたいと思っていますが、6月だと、まだグラジオラスは咲いていないかも...。

そんなわけで、ツアーの日程が決まりまして、ただいま訪問先を練っています。

イギリスにフォーカスするのは今のところ、2019年のみで、ついに、再来年20120年はイタリア・ツアーへ。

世界最高峰と思っているローマ近郊のNinfa を望んでいます。

これにて、私のガーデンツアーの大きな目的は終着駅と考えて、あとは、周囲のみなさまや自分のやる気。時代の空気があればツアー続行は可能かもしれませんが、続けていくのも大変なことなので、それで終わりにするかもしれません。いやわからないけれど、ただ、どこかへ行くだけでなく、そのために猛烈なエネルギーを乗っけていくので、3年後は予測できないなあと。65歳ですしね(汗!)庭の未来。自分の未来。

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さて!来月、1月13日(日)ハウジングステージ新宿 総合住宅展示場にて、晩夏まで楽しめる寄せ植えのワークショップを開催します。

開催は、11:00〜と13:30の二回。各回50名さま観覧無料です。最後は私の作った寄せ植えが抽選で当たりますのでお近くの方はぜひお越しください!

http://www.housingstage.jp/shinjuku/event/event-113.html

また、翌週、1月27日(日)には池袋コミカレにて舘林正也さんの「イングリッシュガーデンから学ぶこと」講座があり、イギリスにある「Piet Oudolf のふたつの庭」の庭というテーマです。

私とはまた違った視点を持つ舘林正也さんの講座をうかがうべく(私の講座はありませんが、会場で一緒にお茶を飲みながら)私も参加しますので、ご一緒にお勉強しませんか?

ここです↓ 。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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