お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

安曇野ゴーラウンドガーデン6月!&ラ・カスタ・ヒーリング・ガーデン

吉谷桂子

IMG_5068.jpg

国土緑化祭、信州花フェスタ、私が担当した安曇野サテライトのゴーラウンドガーデンのその後。

IMG_5019.jpg

いよいよ最終段階の6月となりました。....植え替えなしで 、植物の生長過程を計算しながら

打ち上げ花火が次々に発射されるようなイメージで、4月は以下

IMG_3490.jpg

こんな感じでしたが

IMG_5033.jpg

ガラリと姿を変えるので、これを予想しながらデザインしている私さえも、やっぱり

植物たちの力にびっくり!

IMG_5092.jpg

徐々にビビッドな色調の花は姿を消し、いよいよ、宿根草の出番!

IMG_5106.jpg

秋に植えた(耐寒性の点で、春植えもしましたが)その草花たちが、今、まさに6月を迎え!

IMG_4993.jpg

4月に作った寄せ植えたちも、ふっくらと育って。このコンテナ容器は、横浜から八王子と受け継がれ

吉谷の指定色でペイントしていただき、再利用。ピンクのバラが似合う定番のセージグリーンです。

IMG_4997.jpg

急遽、近所の園芸店に買いに走ったカリブラコアたちも元気に育ちました。嬉しい!

IMG_5082.jpg

さて!いよいよクライマックス!開花まで、まだ時間のかかりそうな品種も

ありつつ。夏以降に開花する品種を植えていなかったので、今回は、秋も嬉しい品種を加植。

IMG_5078.jpg

私個人的には、このホルデューム・シュバタム(ユバタム)とペンステモン'ハスカーレッド'の

組み合わせが大好きですが。何人かのかたに「雑草?」と聞かれました。

IMG_5075.jpg

この景色を喜んでくださる方もあれば、なんか雑草っぽい。と評される方もあり

それぞれの感性に委ねる運命の、THE ART OF PLANTING ......いずれにしても、

未来を見据えております。

IMG_5028.jpgIMG_5026.jpg

いずれにしても、目指すは、フューチャー!21世紀のガーデニングへ。

未来を見据えて、無農薬、無化学肥料で、極力ナチュラリスティックな庭を

目指していきたいと思います。

さて!今回、多大なるご協力をいただいた、

ラ・カスタ・ヒーリング・ガーデン様への訪問が叶いました。

IMG_4974.jpg

例えばこんなご協力をいただきました。(これだけではないのですが!)

中之条で去年採取してあったアゲラタムの種を育ててもらって。それをおすそ分けしてもらいました。

そして、このたび、初めての訪問。

IMG_5060.jpg

おお!ジャクリーヌ・デュプレのホワイトガーデン!?

IMG_5061.jpgIMG_5063.jpgIMG_5065.jpgIMG_5043.jpgIMG_5059.jpg

大変に美しかったです。園内を流れる水の美しさにまず、感動し。

手入れの良さ、清々しさ。まさに癒しの場所は、人が作るもの。

信州の自然の美しさとパラレルして、まさに人が自然を穏やかにコントロールする、

オーダーの整った庭でした。ニワトコのオーガニックソーダーを頂いて美しい信州の山々と青空に感銘を受けた1日でした。朝の植栽は猛烈に暑かったですけれどもね。

チャンスがあれば、ラ・カスタさんと安曇野ゴーラウンドガーデンぜひ訪ねてみてください。

安曇野ゴーラウンドガーデンは、晴れた日の朝早くか、夕方の光が美しいので、光の美しい時間にぜひ!


■おすすめ特集

吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

Archives

Recent Entories