お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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朝はサセックスの森の中、広大な敷地のなかに1500年代から建つマナーハウスホテルにおりましたが

お昼前にタクシーと電車(ガトウィックーヴィクトリア駅)またタクシーを乗り継いで、

21世紀の、ロンドンの街の中心SOHOのホテルに到着。

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チェックインは普通は3時ですが、午後2時前。もうお部屋は出来上がっていますよ

と、しかも予約の部屋よりアップグレードもしてくださり....。

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ここ10数年前からロンドンに来ると、このホテルグループ、オーナーでありインテリアデザイナー

キット・ケンプのデザインするインテリアが面白くて、どうも他に泊まる選択肢がありません。

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額縁を横に1列に並べず、こういう並べ方をするのかとか...

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何と言うか。いつも思うのですが、テキスタイル.パターンや色調をそれほど

ピタッと合わせているわけではないし、その中で生まれるクラシックとモダンとファンシーとソリッドと。

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さまざまなオリジナルのテキスタイル。これを見ているだけでも面白くて

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今、私からすると常軌を逸している。あまりのロンドンの物価高の中で

その金額はとんでもない感じもするし、もっと他のホテルに選択肢はないかと迷いますが、やはりここに。

前回6月の時はピカデリーにあるハム・ヤード。今回は、劇場街ソーホーにある

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THE SOHO HOTEL へ。

ロイヤルオペラのあるコヴェントガーデンに近いので、オペラやバレエのチケットを取ろうと思っていましたが

時差ぼけがひどく夜の眠さが半端じゃなかったので、ついにチケット取れず。

街に到着して1番最初にロイヤルオペラのチケットオフィスに行くと

必ずキャンセルチケットの戻しが出ているので

1人で座る席ならどこかしら席が取れるわけなのでした。

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しかし、ホテル内でひとりでダラダラと過ごすのが良くなってしまう私は

あちこち飛び回るバイタルがないので、ただ眠るだけに帰るホテルと言うわけにいかず。

1人でも、ちなみにホテルのバーで過ごすのは....リラックスして気持ちが良いのです。

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少しおしゃれなバーに行った時はカクテルのメニューをしっかりと見てみます。

今回私が頼んだのは「ガーデンオブイングランド」ソリッドで形の綺麗なレモンピールに

ラベンダーがあしらわれています。

これを口元に運ぶと

ラベンダーとレモンの香りとそしてグレープフルーツベースのアルコールは

アペロール(アルコール度数の低いイタリアのリキュール)中心で。

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このホテルはいつもどこでもフラワーアレンジに、力が入っています。

最近のロンドン・アレンジはポップなデザインが多いですね。

さて、ぼやぼやホテルでしたらあっという間に夕方になってしまいました。

イギリス在住の友人ピーターシャム・ナーサリーのフローリスト

NORIKO さんとの約束の時間。ホテルから歩いてすぐのニールズヤード(住所)へ。

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どんな店に行きたいかあらかじめ聞いていただいたので、彼女が予約をしてくれました。

私はロンドンのエスニック料理が好きなので、今回はミシュラン星付き

北アフリカと地中海料理の混ざったキュイジーヌ THE BARBARY へ。ここは

ニールズヤードのお店のすぐ隣なので、ニールズヤードでアロマオイルや

マッスル用のリリースオイルなど買って。食事の後もう1件のお店は、どうしようかとなって。

ソーホーホテルのバーへ。.....そういえば...昔。

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通称ボテロドック。ニューヨークのキタノホテルと...ほかにロンドンのシャーロットストリートホテルにも...。

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以前にこのロンドン、フィッツロビアのシャーロットストリートホテルに泊まった時

写真を撮ったと思って探したら2014年の7月でした。ついでにその周辺の写真も

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50代後半の私はなんだかやはりまだ若さの驕りがあったかと思われます。

なんだかとっても図々しい感じがする。

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やはりインテリア。他のホテルにはないこの雰囲気。実はあまり変わっていません。

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この時一緒に泊まっていた友人の部屋も見せていただき。

同じデザインの部屋はないので、それぞれに見学が面白いのでした。

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というわけで、ロンドンに来ると建築的にインテリアデザイン的に

ぜひぜひ見てみたいと思うところが山ほどあるのでなかなか定宿。

と言うわけにはいきませんでした。

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また、2025年9月の旅に戻って

....レストランの後の二次会はやはりまたホテルに戻って。

ホテルのバーも良いけれども、どのラウンジにいても

飲み物は注文できるので、それも落ち着いてゆったりと過ごせます。

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ロンドンならではの、目に楽しい眺めの数々。旅の写真。この後しばらく続きます

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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