お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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ロンドン ウェットランドセンター

自然界、水のある場所、そんな場所に生息する生物全般。

そして、渇水の問題が起きているイギリスで、雨水との付き合いから

あげるとキリがありませんが 、そんな自然界との付き合い方も

含め、自然系リアルテーマパーク。

心に残る言葉がありました。

Step closer to nature....

イギリスの庭や公園、自然環境への意識が高い自治体のコモン(公共スペース)などで

目にするこうした、言葉。....そうよ!そうよ!大切よ!

こどもたちにはもっと自然に接してほしい。と、

私は思いますが、東京だけでなく、都会に住むみなさまはどのように

受け止められるでしょうか?そもそも自然に近づきたいとか

思ってない方も少なくないかもしれません。

直訳すると 「自然に一歩近づく」。みたいな。でも、幅広い解釈でいえば

  • 自然とともに生きる
    ― 自然との調和や共生を大切にするニュアンス。
  • 自然に寄り添う
    ― 自然の息づかいを感じながら穏やかに生きる印象。
  • 自然をもっと身近に
    ― 日常生活の中で自然を感じたいという前向きな響き。
  • 自然へ一歩近づく
    ― 原文に忠実でありながら、詩的で柔らかい表現。
  • 心を自然に向けて
    精神的な癒やしや内面的なつながりを強調した訳。

みたいな感じの言葉に、日本語訳はどうであれ、とても強い共感を感じた

しかし、これは簡単ではありません。

さて、あなたは、どのニュアンスがお好き?

私は・・・自然をもっと身近に

が好きですが、ロンドンウェットランドセンターで目にしたこの言葉

イギリスだからこそ。人に危害を加えるクマとか猿とか

いないし。せいぜい台湾リスか。

スズメバチとか。私はイギリスでは見たことなかったけれども。

そのあたりが日本と違う。

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さてこの仕掛け、看板。この一本の木道を歩いてこの先の景色へと

いざなう、その入り口にありました。

もう少し若かったら。猛然とこの奥に行きたかった私です。

ところが、足の不調で、ステッキは持っていたのですが

最初の2〜3歩でこの一本木道から落ちた。あー!だめだ私。

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自然に親しみたいのに、体力がそれに見合わないという、

典型例。

悲しかったです。

なにを言いたいのかといえば、自然との、身の程にあったほどほどの付き合いを

したいけれども、自然はこちらの都合に合わせてくれることはないし

それなりに私たちも自然とのパワーバランスがうまく保てないと

....それほど理想的な感じでは、自然とともに生きるのが

難しいのかもしれないと、思ったこの....9月でした。

この10月。各地で球根や宿根草の新たな植栽工事や講演会がひしめいて

なかなか、こちらのブログが、かけないでいるのですが

今日は、中之条ガーデンズにいて、このエリアでもクマ情報。

私は先日、日本カモシカの家族に遭遇。

でも

明後日は、林マヤマヤと中之条ガーデンズで自然派イベント。

10月30日には、池袋コミカレで壮大な2時間半の

ガーデンツアー報告。最初の最初、初期のツアーの頃からの内容も少し

入れながら、世界無二の体育会系(と先日ツアーにいらっしゃった方の弁)

ガーデンツアーのことを 総集編的に!

教室受講が

https://cul.7cn.co.jp/programs/program_1028170.html

オンライン受講が
https://cul.7cn.co.jp/programs/program_1028171.html

また、どちらも後日アーカイブ付きです。


講座後に、アーカイブの申し込みも開始致します。

ぜひぜひ!今の庭のこと。吉谷独自視点ではありますが、

いろいろ、気づきやヒント、あると思います。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

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