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和室のおしゃれなアレンジ方法
隣接するリビングとも調和する
和室作り

リード文

今回は和室をアレンジしておしゃれな部屋にする方法をお伝えします。

和室はあればほっこりして気持ちも安らぐ素敵なお部屋ですよね。でも、リビングなどの洋室と隣接している場合も多いので、調和させておしゃれなインテリアにするにはどうしたらいいのか迷ったことはありませんか。

今回は実例写真を見ていただきながら、おしゃれな和室のアレンジ方法をお伝えしていきます。

ふすまや畳のアレンジで、
洋風を取り入れる

マンションに多くある、リビングダイニングと和室が隣接している間取り。扉を開けると部屋の広がりができて解放感もあるのですが、和と洋のインテリアのバランスが難しいと思う方も多いようです。

こちらは私が実際にインテリアのご相談をお受けしたお宅です。

お客さまからは、花柄が好き、

お客さまからは、花柄が好き、リビングの家具と雰囲気を合わせたい、とのご希望がありました。

リビングの雰囲気は、ソファがグレー、レースカーテンは花柄、隣接する和室のレースカーテンも花柄になる予定でしたので、ふすまにはこのグレー地にピンクがアクセントになった花柄を選びました。

ふすまの縁(ふち)の色は濃い色で引き締めて、引き手の色はシルバーでかっこよくモダンに見せるなど、花柄でも甘くならないように仕上げています。細かいところまでこだわると、よりおしゃれ感が上がります。

このふすま紙、とても華やかですよね。

このふすま紙、とても華やかですよね。実は壁紙から選んでいます。壁紙は海外のデザインもたくさん販売されていて、色も柄も種類が豊富。お部屋のイメージも一気におしゃれになります。

ただ、壁紙をふすまに使うときには注意したいこともあります。海外モノの壁紙だと、日本の企画サイズと幅が違う場合がありますので、幅の狭い壁紙だと2枚貼り合わせる必要が出てくることも。それが柄モノであれば、柄合わせをする手間がかかり、技術も要します。失敗しないためにも、事前に専門業者さんなどに相談することをおすすめします。

畳には昔ながらのものではなくカラー畳を使い、半畳サイズで、縁(へり)のないタイプを選びました。カラー畳は色のバリエーションも豊富にあります。1色だけでなく、2色選んで市松模様にしてもおしゃれです。

このお宅では、のちにこの壁紙に入っている

このお宅では、のちにこの壁紙に入っているピンク色に合わせて、ソファ用クッションを追加したそうです。

そのような色合わせをするとお部屋をおしゃれに見せることができます。素材の違いなどによって全く同じ色にはなりませんが、上手に演出するコツは、最初につながりのある部屋全体のベースとなる色を決めておくことです。そこへアクセントになるカラーを組み合わせると、部屋全体におしゃれな統一感が生まれます。

和になじみやすい、
アジアンテイストを取り入れる

和室を使ってサロンをされているお客さまから、インテリアのご相談を受けしました。

お手持ちの家具を元にベースの色を決め、

お手持ちの家具を元にベースの色を決め、家具を足して、和とアジアンを合わせた雰囲気を作りました。どちらのテイストにも合う紫色のラグを敷き、シックで落ち着いたインテリアに仕上げました。

お客さまのお持ちだったインテリア小物が、どれも素敵なアクセントになっています。観葉植物を置くこともおすすめしました。おしゃれで落ち着いた、くつろげる空間になったと思います。

温もりのあるトーンで、
多彩なインテリア様式を
ミックスする

こちらは友人宅のサロンです。和室がおしゃれにアレンジされていました。

手前はリビング、向こうには隣接している

手前はリビング、向こうには隣接している和室があります。

リビングにはモダンな家具、和室にはヨーロッパの重厚感のある家具が置かれています。

やはりふすま紙は壁紙から選んだそうで、優しい大人の雰囲気。ふすまの縁(ふち)は、柄の中にある1色に合わせて白木、引き手は濃い色を使って引き締めています。

テーブルランプとも色調が合っていて素敵ですね。和室ながらヨーロッパの雰囲気。品と落ち着きが漂う柔らかな空間です。

天井の照明器具は、とてもシンプルなデザイン。

天井の照明器具は、とてもシンプルなデザイン。板の天井ともしっくり合っていておしゃれです。

床はあえてじゅうたんを敷き詰めることなく、大きさの違うラグを敷いています。畳が見えていてもしっくり馴染んでいるのは、ベースになっている淡い色(白〜薄グレー)に、個性ある大小のラグそれぞれがアクセントとして効いているからです。

使っているラグは、イランのギャベ、トルコのキリム

使っているラグは、イランのギャベ、トルコのキリムという敷き物。草木で染めた自然の色なので、和の空間に馴染みやすいです。1枚だけでもおしゃれな空間になります。

私も使っていますが、もちろん洋室にもよく合います。和室・洋室どちらでも使えるので、使い勝手が良いです。

おしゃれな部屋づくりの基本は、まずベースの色を決めること。

おしゃれな部屋づくりの基本は、まずベースの色を決めること。その次にアクセントになるインテリア雑貨を置くことです。

そして、和室をおしゃれにアレンジするポイントは、和室だから洋のものが似合わないと決めつけないことです。

照明器具を替えてみる、ラグを1枚敷いてみる、思い切ってふすま紙を貼り替えてみる。ふすまは柄モノでなくても、無地でも色を取り入れてみるといいアクセントになります。ぜひトライしてみてください。

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