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dinosのバイヤーが語る
「眺めのいいキッチンの作り方」
白ベースのキッチンをブルックリン風に

リード文

今回は1枚の画像をもとにして、おしゃれに見せるインテリアコーディネートのコツをご紹介します。教えてくれたのは、家具企画を担当しているビンテージ、アンティーク家具好きのT.S。

インテリアコーディネートがもっと楽しくなる、「なるほど〜」なお話をお届けします。

はじめに

人気が高いブルックリンスタイルのインテリア。無骨、レンガ、ダークトーンといったイメージですが、一般的な白ベースの明るいキッチンだったらどうコーディネートすればいいのでしょうか。

そこで今回は、天然木にマットなブラックスチールを効かせたブルックリンラックを取り入れて、ブルックリン風に寄せていくコツをバイヤーに聞いてみました。

ブルックリン風キッチンの作り方のコツ

・統一感を出すための色を決める

今回はインテリアテイストがすでに決まっているので、まずは色を決めましょう。

色は「2色以内+アクセントカラー」で考えます。ここでは、奥のキッチンカウンター、手前のキッチン、壁が白なので、すでにテーマカラーは「白」の状態ですね。もう一色はブルックリン感を出すため「黒」です。

アクセントカラーは木(もく)。これには葉っぱのグリーン、木の実の赤なども含めて、広い意味で木(もく)としました。アクセントカラーは通常1色というルールがありますが、自然界にもともとある物の色は、インテリア全体のトーンが合っていれば不思議と調和がとれるため、多少ルールから外れて何色が混じってもなんとかなります。もう少しわかりやすく説明すると、木(き)には葉(グリーン)がなり、実(レッド)がなりますから、自然にある色がいくつか混じっても違和感なくコーディネートすることができるわけです。

・小物のデザイン&テイストを揃える

置いてある食器類や小物は全体的に、「白い」「丸い」を意識して揃えています。ブルックリンラックはカクカクしていますが、小物は「白い」「丸い」でつながりの調和を作り、印象を柔らかくしました。

もし、「白」以外の食器を置きたい場合には、

もし、「白」以外の食器を置きたい場合には、飴色、デニムブルーあたりなんかもいいですね。

配置は、統一された色・形であれば、ポイポイ並べる感覚でOKです。ただ、たくさん並べるとごちゃごちゃするので、程よい間隔をあけるといいですね。

おたまやヘラなどのキッチンツールなどは、「木(もく)」で揃えました。同シリーズ・同色で揃えて調和させると、出しっぱなしにしてもおしゃれに見えます。

・並べるアイテムは厳選する

置くモノはすべて「見せる」ことを意識した品揃えにします。

持っている食器や小物の中からおしゃれ感のあるモノを選び、それら以外は見えないように食器棚などに収納します。

・黒を散らす

最初に決めたアクセントの黒をいくつか点在させています。これは、ブルックリンラックの脚の黒とリンクさせているわけですが、この黒の点在がないと、全体が白っぽくてボヤボヤッとした印象になってしまいます。黒は重厚感がある色なので程よく効かせるとメリハリがつき、ブルックリンらしいカッコ良さが出てきます。

もっとブルックリンに寄せたい場合は、

もっとブルックリンに寄せたい場合は、黒の面積を多くするといいですね。さらに丸い形の小物類も、カクッとしたとした形状に変えましょう。例えば、2段目の右に置いてある鉄瓶は全体が丸いですが、これをフタがフラット、形は円柱でエッジが立っているポットにする、などです。

黒の面積を多くすると言っても、

黒の面積を多くすると言っても、全部を黒やグレーにしてしまうと棚と同化しておしゃれに見えないので、「白を活かしつつ、黒を多めにする」というバランスがおすすめです。

・合わない色・形は、「隠す・買わない」

先ほど「デザイン&テイストを揃える」という話をしましたが、キッチンアイテムは色もデザインもたくさんあって本当に魅力的ですよね。パッと見て気に入って買うことも多いと思いますが、インテリアの完成度を高めるなら気をつけたい部分です。

例えばビタミンカラーはキッチンに合う色ですが、「1個だけオレンジ」となると統一感がなくなり違和感が出てしまいます。なので、気に入ったモノでも買う前に今一度キッチンのテイストに合うかどうか考えてみましょう。

「もうすでに持っているポットの色が赤」、「やかんがイエロー」なんていう場合、普段はそのままお使いいただいて大丈夫。来客時にサッと隠せばいいんです(笑)

・観葉植物を飾る

おしゃれに見える部屋に必ずあると言っていいのが観葉植物です。キッチンにも観葉植物はおすすめです。空いているところに置きましょう。観葉植物はアクセントカラーとしても良いアイテムです。

キッチンはごちゃごちゃしがちですが、あえてそんなところに置いてあるとおしゃれに気を使っていることが伝わります。

・下段にラタンのかご、ガラスのキャニスターなどを使う

ブルックリンラックの下段には収納製品を取り入れるのもいいですね。ラタンのカゴは雰囲気がいいのでおすすめです。

ダイニングテーブルは、「食べる・くつろぐ・作業する」など、過ごし方がいろいろありますよね。食事のたびに使うランチョンマット、趣味で使うグッズなど、ダイニングテーブルの近くに置きたいけれど生活感が出てしまう小物類をカゴに収納してみてはいかがでしょうか。

ほかにレシピ本を置くのもおすすめです。

ほかにレシピ本を置くのもおすすめです。この3段のブルックリンラックの場合は一段の高さが25.2センチとちょっと低めなので、立てて収納するには本のサイズを選んでしまいますが、そういうときは横に数冊重ねるとディスプレイ感が出ておしゃれに見えます。

ガラスのキャニスターはサマになるので見せる小物としてもおしゃれ。1つではなく複数、デザインは同じ、サイズは違える、といい感じになります。中に果実酒なんかを入れて、赤や黄色をアクセントカラーにするのもおすすめです。

・ペンダントライトで見栄えよく

キッチンにペンダントライトを配置すると、リビングダイニングから見たときに間違いなく見栄えします。

ブルックリンっぽさを出すためにビンテージ感のあるデザインを選ぶのがいいのですが、このキッチンの場合はゴツゴツしたものだと後ろにあるキッチンの爽やかな感じとの調和がとれないため、細く、丸い形にすることで両方のテイストを取り入れて手前と奥の橋渡しをしています。選ぶ際はこんなふうに、リビングやダイニングとのインテリアの調和も考えながら探しましょう。

・シールタイプのサブウェイタイルでDIY

この画像の左端の壁はタイルです。「サブウェイタイル」と呼ばれる長方形のタイルで、ニューヨークやパリなどの地下鉄で使われているタイルのイメージからそう呼ばれています。

サブウェイタイルは、

サブウェイタイルは、飽きが来ないシンプルさ、スタイリッシュな印象がおしゃれで人気があります。目地が黒だとカッコよさもあり、ブルックリン風の雰囲気につなげやすいです。

内装を本格的に変えるのは難しいですが、最近ではシールタイプのサブウェイタイルが市販されています。目地付きのタイルなら、目地詰めが不要でペタペタ貼るだけなので、わりと手軽に仕上げることができますよ。DIYがお好きな方はチャレンジしてみるのもいいですね。

終わりに

以上、バイヤーのお話はいかがでしたか?今回は、白いキッチンをブルックリンスタイルにコーディネートするコツをご紹介しました。

ブルックリン風はとても人気のインテリアスタイル。「憧れているけれど、白いキッチンだから」とあきらめている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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