お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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ザ・ニュート・イン・サマセットのなかの、パブリックガーデン側の入り口です。宿泊しているとこのエントランスから入ることはありませんでしたが、超大型の見事なクリスマスリースです。

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今回、7種類の部屋があるうちの、The Heyloft という小屋を借りました。友人とは別のベッドルームのある部屋です。こちらが私のベッドルームでもうひとつの部屋は、ツインベッドが2台。トイレも別について居間とバスルームは共有。

毎回、時差ボケ厳しいです。ともあれ、360度、美しい景色に囲まれ美の吸収をしております。

IMG_2798.jpeg今回は、この家を一軒借りました。夏ならツルバラが美しく咲く裏庭もあります。

もともと、ホブハウス家のお屋敷のオリジナルの建物を基盤に生かして、まったく違和感のないランドスケープに、増築した部分もありますが、これが、それぞれに違う。

ここで2泊。そして、最後の一泊は本館の部屋へ。2019年末の時点で7部屋あり、私が予約をしたオープン直後でもあった9月の時点では全ての部屋が選べたので、迷いに迷って2種類。リラックスというより、空間やデザインの体験がしたくて。

庭も含め、レストラン、スパ、ベッドルームインテリア、サービスやスタッフ、すべてが美しく心地良い「3泊4日の美しい生活」を体験する旅です。

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さてこの近くの庭、Hauser & Wirth Somerset .....は、最後の日にもう一度。

イングリッシュ・ウェザーで雨が降ったり止んだり晴れたり。

滞在中のザ・ニュート・イン・サマセット The Newt Somerset は、もちろん、現代のイギリスの庭の The arts & gardens の究極の地です。

冬でも、ここ1箇所を訪ねただけで、ここまでやってきた大変なプロセスの価値は余りあるのですが、私にとって、様々な意味での、価値観の軸足でもあるイギリス。いつも猛勉強旅行ですが

イギリス総選挙も関係して少し、急いでいました。

さてこの後、2020年以降、世界はどうなるか、と、思います。劇的に変わって行く予兆を感じます。しかし、さらに変わってしまう前に!

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さて、The Newt Somerset 。1900年代にもっとも愛すべき庭だった、この場所の前身、ハドスペンガーデンのその後を見るのが目的でしたが、

庭については、モダン・デザインのチカラによって、私のハドスペンに対するセンチメントはぶっとびました。

写真:ニュートのスパを目的に来る人も多いようです。グッドテイストの集積です。スパから庭を眺めるなんて。思いもよりませんでした。エコラグジャリーの究極かもです。

ここへは、必ず、ジムナスティックなスイムウエアを必携!朝夕、ここには来なくては!結局6回ほど通ったでしょうか。

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そして、本題。私の世界最愛だった庭。

ハドスペン・ガーデンがどうなったのか。

下のゲートが懐かしいハドスぺンガーデンのカラーボーダーの入り口。それについては、また後日。早い話がそう簡単に語れない。

天気も悪かったし。冬だし。いえ、天気悪く、冬だからこそ、美しい庭です。

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実は、それよりもさらに驚く場所を発見!

敷地内で、ばったりお逢いしたオーナー カレンさん。お声をかけていただき、 私がガーデンズさんデザイナーであり、ハドスペンガーデンへのツノル気持ちからここに来ましたと自己紹介をした後に、

「ならばぜひ行って」

と、勧められたのが!

まだ未完成でオープン前の、一般公開していない施設。

見学写真撮影自由!ただし、ソーシャルメディアには載せないでほしいと言われた「ガーデン・ヒストリーミュージアム」オープン後に写真公開。

そこで、デズニーランドにリリースされた子どものように、1日の大半を過ごしてしまいました。雨も降っていたのと、ここで働くマイコさんも来てくれて説明を受けつつ。

ガーデニングの仕事をしていて、人生でこんな胸のすく思い。初めて!

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さて、お天気がイマイチだったので、ホテルに戻り、全くもって滞在4日間の

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なかなか、話の核心。庭の話にならない。と、やきもきさせて申し訳ないです。

The Newt Somerset 本来の旅の究極の目的は「元 hadsepen garden 」ここにあったんですが、

もう 、The new のThe Newt 完全にノックアウトです。 Newt はイモリという意味ですが

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驚いた。驚いた!驚愕!と、心で叫ぶばかり、続ける言葉もなく、ここに到着し滞在して三日目になってもブログが書けませんでした。

現在、ホテルは7部屋のみ。(7部屋のゲスト専用のウェリーズ)しかし、

敷地全体で働く従業員は、300人って、本当?白井法子さんと一緒だったのでインタビューは間髪入れず。

徐々に、もっとちゃんと書きたいと思います。(続く)


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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