お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

IMG_4510.jpeg

遅咲き系、黒いチューリップのシリーズ(ブラックヒーロ、クィンオブナイト、カフェノワール、カヴォータ)も、ほぼ満開になり始めたこの週末。手前の白っぽいのは、スプリンググリーン、クリームフラッグなど。

この手前には徐々にグラデーションで赤いチューリップのグループ。

去年の秋は100種類以上の草花を植えました。しかし、遂にはままつフラワーパークも、休園に.....。

ああ、私はこの実物を見ることができませんが、ぜひ、この写真をクリックして拡大して現地にいるような気分で見てください。見事なチューリップの開花です。この写真は、昨日、はままつフラワーパーク

私がデザインするスマイルガーデン担当の小澤美緒さんから送ってもらった写真です。

IMG_4350.jpg

これは、カーニバル・デ・リオ? 違うその代品、ソルベット、フレミングクラブやハッピージェネレーションなど。リクエストをして、それがない時は似たような代品が提案される。それで良い。

この赤白斑入りに、ロココなどのフリルを組み合わせるのは、毎年選ぶ私の定番です。

でも去年赤パーロット咲きチューリップ、ロココの在庫がなかったのでどうしたっけ?

そういうこと忘れてしまいがち。

IMG_4508.jpg

そこに黒系や深いニュアンスのあるレッド系イルドフランスに白縁のチューリップ、アルマーニを
ミックスして......それはそれは複雑に組み合わせを考えてレイアーを考えてデザインします。
そして、こうした子供達(ここでは、チューリップだけで4240球)に必要に応じて水やり、株間の管理、ずっとやってきたのはこの写真を撮ったスタッフのみなさんです。
背後には5月に咲く宿根草たち。(フリチラリア、アリウムなどは約2400球)
......とにかくこれから、ますます美しい庭ですが
IMG_4499.jpg
また、同系色調に、形違いで組み合わせるなら、八重咲きにトランペット咲き(オレンジ色はオランダのバンデグローブ、黄色はフラッシュバック)の組みあわせなども定番。ここはオレンジのダブルフォーカスやブラウニーだったような気がしますが、なんか違う。時々そういうことあります。球根って植えるときは「タグ」を
信じるほかないので。
IMG_4481.jpgIMG_4476.jpg
過日、全国にむけて緊急事態宣言が発令され、いよいよ都道府県を跨いでの移動自粛要請も
発令されました。私も本来なら先週今週は、浜松、群馬、名古屋、京都の予定だったけれども
ずっと家におります。
IMG_4528.jpg
東京都心で開催されるイベントも中止延期になったので、唯一こうした写真の届く事のが、我が子の生長を見る(?)よすがでした。
IMG_4498.jpg
それを受けて、はままつフラワーパークも5月6日までの休園が決まりました。切ないです。
すでに、星の王子さまミュージアムは休園していますが、去年の秋に植えた数千級、数千株の草花が満開を迎える各地のガーデンの休園が決まり、辛くてそれを考えると落ち込むばかりです。
こんなに素晴らしく咲いているのに。
IMG_4482.jpg
これからこの150mのロングダブルボーダーは6月中旬まで交代にさまざまな春の花が開花します。
シラーペルビアナ、去年100球植えました。
植えておけば毎年咲く丈夫な球根なので、黄色系と銅葉系常緑多年生の植物の中に植えた。
IMG_4485.jpg

ただし、それは一部の場所だけでなく、日本中いえ世界中が同時に苦しんでいる渦中。
そして、悲しんでばかりいても仕方がないのもわかってはいます。
また、時代やこの価値観が、もう昔どおりにならないだろう事も、なんとなく感じてはいます。
でも、自然界は怖い面もあるけれども、こんなに美しいものを作るのだということも強く認識しています。
今日は瀑布のような雨(!?)の音が外から聞こえてきていますが、それは、週末、人々を家のなかに閉じ込めておくための雨に思えてなりません。
....だから、それもこれも、ポジティブなアイデアに変えていかないと。
↑の写真含め 上記はすべて、フラワーパークの小澤美緒さん撮影
KEEP-CARM-POSITIVE.gif
先日、NHKのETV特集「緊急対談パンデミックが変える世界」〜海外の知性が語る展望〜
という番組に出演の
「人類は未来について考える力に乏しく、また忘れっぽくもある」
「協力は競争よりも価値がある」
利他主義についての考え、世界を共感的にみることなど、コロナ後の世界に、私たちはどう考えて生きていくと良いのか、ずっと考えていので、その助けにしたい思いで、
それで、このポスターを作りました。
KEEP-CARM-POSITIVE-BLUE.gif
おちついて、そしてポジティブに暮らそうとは、可能な範囲で、よりよく生きようということ。かと。
DSC02727.jpeg
はままつフラワーパークの美しい日本庭園の池に、ジム・キーリング氏の作品、The five elementsを
インスタレーションしたいと思ったのは、私です。その想いに賛同し。ジムはほぼボランティアで承諾してくれたのです。しかし、今年は広くみなさまに見ていただけなかった。
本当に残念だったので、来年こそ、完全再現をしたいと思う。そこで
来年のイベントまであと1年、お貸出しいただけないか、無謀なお伺いをイギリスの白井法子さんを通じて、お願いしました。すると....................快諾をいただけた。よかった!
この夕暮れの写真(徳増祐志さん撮影)、英国のジムに見もらった、その一声は
「Wow, that is absolutely beautiful!」だったそうです。
こうした美しい景色(写真が美しい!)があったからこそ、承諾も得られたのかなと思います。
そうでなければ、不安で大切な自分の作品は返して欲しいはずです。写真は大切だと思います。
今、私のデザインした庭の担当のスタッフさんにはとにかくいい写真を撮っておいて欲しいと頼んでいます。
従来は、植栽作業中に写真をスマホで撮るのは、やるべき仕事以外のように思われがちですが
来年への反省や今年の様子を覚えておくための資料にも有効です。そして、こうしてソーシャル・メディアで見てもらうチャンスもある。本当はテレビ局や雑誌社に取材に来ていただきたいが
今はそれも難しい。
光の美しい瞬間。明日には散る花の瞬間、カメラに収めておくべきです。
しかし、本物のこの景色、来年こそは、見て欲しいです。
ジムだけでなく、少しでも多くのみなさまに....。去年から「今年は行くよ!」ってずっとたくさんの方々に言っていただいていたのだから。本当に残念。来年こそは、すこしでも多くの方に。
この five elements の世界観を感じて欲しいです....。
DSC_0110.jpg
(写真は去年の4月末・こちらもクリックすると大きくできます)
今年の失われた春を、
来年、できるかぎりの努力で新たな美しい一層ありがたみのある春にできますように。

■おすすめ特集

吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

Archives

Recent Entories