お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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東京郊外の私の地域でも、すでに、球根たちの葉っぱたちがお目覚めです。

写真は開花した3月下旬から4月上旬の様子ですが、すぐにこうなるんだというイメージ。

しておかないと。2〜3日の晴天で植木鉢の植物が結構乾いてきています。

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水食いのチューリップにはこれから花芽の成長期に乾かすことが危険なので、水やりエッセンシャル。

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(写真=はままつフラワーパーク)。フラワーパークではパーク全体で

50万球のチューリップが待機しているので、考えただけでも💦大変です。

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でも、水をあげ過ぎてもよろしくないのは、ディアスキアやアネモネ・コロナリアたち。

多くの宿根草、球根類のなかに乾き気味を好む品種あり。

カラカラもだめだけれども、オーバーはさらに良くない。難しいですね。

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自宅では、毎日のように顔色を見て水をあげたりあげなかったり。

ベランダのアネモネ。夏越しできた個体が今また3度目の春を迎えつつあり。

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夏の間に蒸れでだめになるものもありますが、夏の間雨の当たらない軒下の植木鉢のアネモネが

夏の間は断水状態で越したら、秋に葉がでてきます。それが嬉しくて!

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ラナンキュラス ラックスは、夏の間、水はけさえよければ、雨ありなし。条件はどちらでも

秋には葉を吹いて。今!最初の蕾が上がりだしました。バイオゴールドストレスゼロの土を使って

いるので蒸れてだめになることはありません。この品種は LUX DIVA 。オペラを想起させる名前です。

咲いたらまた写真を撮るのが楽しみ。植木鉢はアートストーンで、それを水性ペイントで

グリーンに塗りました。グレーだったのですが、なんとなくDIVAのイメージに合わないので。

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庭のデザインの仕事は、とにかく絵を描きながら完成のイメージを膨らませますが

(北海道の銀河庭園の6月頃のイメージ)

土壌環境や気温、日当たり、その年の降雨量など。すべては、自然界との調和次第。

すべてが思い通りに行くわけではないのですが、その調和の部分をどうにか。クリアしたとき!

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(以上写真=銀河庭園)

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(写真=星の王子さまミュージアム)

今は緊急事態宣言の最中ですが、どうにか!4月には、この

美しい花たちに出会えますように。

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いまのところ、はままつフラワーパークの春の仕上げは3月下旬を目標にしていますが

今年、少し桜の開花が早いかもしれません。各地の桜祭りは開催されない方向で進んでいるようですが

桜は開花しますから。静かなお花見ができればよいなあと希望的観測。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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