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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

中之条ガーデンズナチュラリスティックの庭7月

吉谷桂子

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中之条ガーデンズのある群馬県に限らず、ここ数日の天候は本当にとんでもない感じでした。

雷と瞬間的ではあるけれども豪雨、写真はその後の様子です。

しかし、個人的にはこのような景色も好きです。かんかん照りよりも、シェードな雰囲気。

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そんな中でも、先日は多くのみなさまに中之条ガーデンズにお越しいただき、まことに

ありがとうございました!

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宿根草が、咲き揃いだんだん良い感じになってきました。幼い苗が大人になって丈夫さを備えてきた。

個人的に大好きな ピクナンテマム Pycnanthemum muticum 。倒れない宿根草が好きといったら

怒られそうですが。支柱を入れるのは避けたいので。

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ただし、まだまだ掴みきれていない部分も多いのですが。

特定の植物。例えば、ワレモコウ(写真右側)がここではカナブンを引き寄せている。ではもう、

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ワレモコウは諦めるか。今年はあんなに丈夫なユーパトリウムの調子が悪い。なぜだろうか。

去年とても良かったエキナセアが今年はいまいちとか。本当にいろいろ!

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理由はあると思うけれども、これって、本当に難しいですね。宿根草の庭に関わって約30年。

浜松、東京、箱根、中之条、北海道。それぞれに本当に結果やプロセス。違います。同じ植物でも。

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三年目でエキナセアが好調です。今月末。そのエキナセアを中心に、花の冠。あるいはフラワーハット

を作るワークショップ。7月31日(土)に限定5名ほどで開催予定です。

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特にこの、花びらの多いブラックベリートリュフEchinacea purpurea 'Blackberry Truffle'

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はドライにした時にシックな美しいパープルになるので、おそらくこれを主人公にしたり?

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ドライフラワーって昔からありますけれども、今またオブジェとしての人気高まっているとか。

私は昔から好きだったので長年集めては時期が来ると捨て去るを得ないのですが、額に飾ったりも。

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特に夏は生花の水が腐りやすかったりと色々あるので、ドライを秋まで。ってあると思います。

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ピックアップしたときは派手めですが、ドライになるとシックになります。

ホワイト系の花も用意したい。

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あらかじめ用意する花材のほかにも庭の花をピンチしていただき、アレンジを作ります。

麦わら帽子や、夏向けの自然素材の帽子をご持参ください。帽子のない場合は、リングを作ります。

私以外にも、中之条ガーデンズ、この庭のヘッドガーデナーのかなこさんにあらかじめ、

さまざまな中之条の植物(宿根草やハーブなど)のドライを用意していただき、また庭でも

少し選んでいただき、作り方からデザインの方法まで約2時間を5人で。準備と材料と人件費とその他経費

採算が取れるかというと、それはとても難しいので、とにかく私も楽しんでみなさまにも

楽しんでいただくために、開催しますー!@akaikoya あるいは中之条ガーデンズまでお電話で

お問い合わせよろしくお願いもうしあげます。

https://www.town.nakanojo.gunma.jp/garden/n-gardens/

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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