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インテリアコーディネート
実例ビフォーアフター
カフェを化粧品サロンへ模様替え

リード文

カフェを化粧品販売の店舗にリフォームしたビフォーアフターです。店舗のおしゃれなディスプレイは、部屋のインテリアの参考にもなるのでご紹介します。

お客さまのご要望は、「床を張り替えない」「テーブルと椅子はそのまま利用する」とのことでした。

完成のイメージは、化粧品を販売するサロンということで「明るく、清潔感がある」こと。「既存の床と家具が調和するおしゃれなインテリア」にすることです。

Before コーディネート前

・フロア before

改装前の店内は、ミディアムブラウンのフローリング床とホワイトの壁がベースになった空間に、ブルーグレー色のアクセントクロスを合わせて、「和み」や「癒し」を感じさせる雰囲気を演出していました。テイストとしては、「北欧風」と「インダストリアル系(工業的)家具」がミックスされたインテリアでした。

この既存のアクセントクロスは貼り替えます。お客さまのご希望する、明るくて清潔感のあるインテリアのイメージを作りつつ、既存の床と家具が上手くマッチングするようなアクセントクロスを選びます。

・受付けカウンター before

ここはカフェ当時のカウンターコーナーで、広々とした作りになっています。新規サロンではこの広さを活かして、受付けカウンターとして使います。

キッチンとカウンターの仕切りになっている

キッチンとカウンターの仕切りになっているL字部分を撤去し、すっきりとさせてお客さまをお迎えします。

・フォーカルポイント before

カフェカウンターの左側には大きくて広い壁がありました。お店に入ってきたときにパッと目につく位置です。
まさにここはフォーカルポイントを作るのにぴったり。ここに商品を陳列して紹介します。

After コーディネート後

・フロア after

アクセントクロスは、お客さまのご希望でエレガントな柄を選びました。

色は、既存のミディアムブラウンの

色は、既存のミディアムブラウンの床と家具の濃い色に合うようにグレーを選びました。

女性らしく優雅で華やかな雰囲気が、日常とは違った居心地の良さを与えてくれます。

たとえばお部屋の模様替えの場合で、

たとえばお部屋の模様替えの場合で、こういったミディアムブラウンの床と濃い色の家具を活かすなら、ヴィンテージ風インテリアでまとめるのも似合います。アクセントクロスにレンガ風を使うとカッコいい雰囲気になりますよ。
こちらでテイスト別のインテリアの作り方を紹介しています。〜北欧・男前・モダン〜 流行の3大インテリアスタイルでお部屋をおしゃれにするポイント

カラーコーディネートは、お部屋作りで大切にしたい要素です。カラーコーディネートが上手くできているとお部屋のセンスがよく見えて、居心地もよくなります。

お部屋の色のまとめ方や統一感を持たせるインテリアコーディネートのコツがありますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
リビングをおしゃれで心地よい空間にする5つの方法

洗面台のカウンターはアクセントクロスに合わせてグレーに塗装してもらいました。洗面台は白、ティッシュケースやゴミ箱などの小物類も白で統一。上品な雰囲気です。

お客さまがお持ちのカラフルで

お客さまがお持ちのカラフルで個性的なシャンデリアを飾りました。透き通った色とりどりのガラスが美しく、シックな色合いの空間のアクセントとして、灯りをつけなくても素敵な存在感があり、灯りをつけたときも鮮やかに華やいで、おしゃれな空間になりました。

ガラスのインテリアは、

ガラスのインテリアは、カジュアルやモダンなどスタイルを問わず合わせやすいのでおすすめです。選び方や飾り方のコツを「ガラス小物やガラス雑貨で楽しむインテリア」でご紹介しています。

・受付けカウンター After

受付けカウンターにお客さまがお立ちになったときに目に入る向いの壁、さらにカウンターの下に間接照明を入れました。

奥の天井の照明は、事務仕事をするので、手元を明るくするための寒色系(昼光色)の照明を選びました。手前のカウンター下は、奥行きと暖かみを感じてもらうため、暖色系(電球色)を選びました。

ご自宅でも、本を読む、書きものをする場所は、昼光色。くつろいだり、おやすみになる場所は、電球色。と使い分けることをおすすめします。

間接照明を入れると

間接照明を入れると陰影や奥行きができて、雰囲気のあるおしゃれな空間になります。

照明はインテリアのひとつなんです。照明の色や見せ方で居心地がグッとよくなります。
こちらのコラムに、照明に関する記事を載せていますのでぜひ参考してください。
おしゃれな部屋にする3つのポイント 照明・壁・観葉植物にこだわって憧れの部屋作り

・フォーカルポイント after

フォーカルポイントとなる場所です。棚とコの字カウンターを設置して、商品やインテリア小物を飾りました。

フォーカルポイントはどんな部屋にも

フォーカルポイントはどんな部屋にも作ることができます。でも、どこでもいいというわけではありません。

見つけるコツは「パッと目につく位置」。たとえば、玄関に立ったときに自然に視線がいく場所や、部屋の入口からいちばん離れた対角の位置がフォーカルポイントになります。

そこを見つけてディプレイするとおしゃれな空間づくりができます。
お部屋をおしゃれにセンスアップ!「フォーカルポイント」はこうして作る!

今回作ったこのような棚の設置は

今回作ったこのような棚の設置は家でもできますが、壁の下地によって設置方法が違います。それによって耐荷重も違うので注意してください。

たとえば、「石膏ボード」は簡単に言うと石膏の粉を水で固めて、特殊な紙で包んだものなので比較的もろいという特徴があります。棚を設置する際は、専用のものを必ず使用してください。専用のフックをつければ額縁などが飾れますが、基本的にあまり重いものは飾れません。

また、「コンパネ(コンクリートパネル)」は、コンクリートを流し込むときの型枠として使うのでコンパネと呼びますが、簡単に言うと分厚いベニヤ板です。厚みがあるので強度もあり、重いものでも飾ることは可能です。前もって棚をつけたい、鏡をつけたい、という場所があれば、下地にコンパネを入れておくほうがいいです。

ほかに、マンションではコンクリート下地の場所があります。この場合には、コンクリート用のフックを使うことになります。

いずれにしても壁の下地の素材は何なのか調べてから、棚などを設置することをおすすめします。

棚の上に商品とインテリア小物を

棚の上に商品とインテリア小物をおしゃれにコーディネートしました。

グリーンはフェイクです。日の当たらない場所、高い位置に置くこと、不特定多数の人が通路として使う場所、これらを考慮してフェイクグリーンを選びました。床の色と家具が濃い色なので、それに合わせて緑の濃い色を選びました。

グリーンはおしゃれな部屋には

グリーンはおしゃれな部屋には必ずあるといってもいいほどのインテリア。水や光も要らないフェイクグリーンなら扱いやすいのでおすすめです。飾り方のコツをこちらで紹介しています。
手軽な癒しのインテリア。「フェイクグリーン」でおしゃれな部屋に!

カラフルな本は、カラフルなシャンデリアに合わせて選びました。こうすることで室内のコーディネートに統一感を出すことができます。

この洋書は通販で購入しました。希望の色、予算を伝えると画像が送られてきて内容が確認できるというもので、ディスプレイに洋書を取り入れると、おしゃれなだけでなく知的な雰囲気も演出できます。

画像にも写っていますが、

画像にも写っていますが、本の下、ルームフレグランスの下には防振マットを敷いています。重たいものを高い位置に飾るときには、防振マットを使って安定感を高め、落下しにくくするといいですよ。

コの字カウンターの上には

コの字カウンターの上には将来的にモニターを置く予定ですが、今はいただいたお花などを飾っています。
額を中心にして、シンメトリー(左右対称)にお花を飾りました。おしゃれなインテリアに簡単に取り入れやすい方法です。

最後に

今回のリフォームのコンセプトは「人が集まりくつろげる空間でつながりを生む。なりたい自分を明確にする場所」でした。

手を入れる前の店舗の雰囲気は、「北欧風」と「インダストリアル系(工業的)家具」のミックスでしたが、コーディネート後は心地よい華やぎのある素敵な空間に生まれ変わりました。
美しくなるためにサロンに訪れたお客さまの気持ちをより高めてくれる雰囲気です。

床や家具を変えなくても、インテリアデザインで、こんなにイメージが変わるんです。
みなさんがご自宅のリフォームや模様替えを考えるときにも、「どんな部屋にしたいのか」「何色が好きなのか」「残したいものは何なのか」など考えると、ご自身の好きなおしゃれなインテリアに仕上がりますよ。

ぜひ色の合わせ方、照明の効かせ方、小物雑貨の配置のコツなどを取り入れてみてくださいね。

くつろぎ感の高いお部屋を実現できますように。

(取材協力:アウラインターナショナル サテライトサロン姫路)

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