春一番に咲くバラ、モッコウバラ。中国原産の常緑性のバラで、トゲがほとんどなく、病害虫にも強いので、初心者にも育てやすい植物の1つです。白や薄黄色の花を溢れるように咲かせるのが特徴で、八重が多く出回りますが、一重品種もあります。
春先に一度だけ咲く、一季咲きのバラで、開花時期は株一面が花で覆われ、豪華な景色を楽しめます。常緑で寒さには少し弱く、地域によっては冬季に半分ほど葉を落とす事もあります。
INDEX
モッコウバラの基本情報
バラ科バラ属


難易度 ★
他のバラに先がけて4〜5月頃開花します。つる性低木で、生育はとても旺盛です。植える時には、大きくなる事を想定した場所選びが大切です。基本的にトゲはありませんが、稀に勢い良くのびた新芽にトゲがある事もあります。日当たりの良い場所から少し半日陰までの、水はけの良い環境を好みます。
八重咲き品種はあまり香りがありませんが、一重の品種は香りが楽しめます。寒さに少し弱いので、関東以北のエリアでは、寒さや積雪具合によって屋外栽培が難しい場合が多いです。屋外栽培が可能な地域でも、暖かくなってから大株を植えると失敗が少ないでしょう。
基本的には、お日様が大好きな植物です。多少の半日陰には耐えますが、日照が足りないと花付きが悪くなります。
モッコウバラの育て方・まとめ
モッコウバラは、木香薔薇という漢字で表現されます。他のバラに比べると香りの印象は少ないのですが、では何故香りという漢字が使われたのでしょうか?


白の一重品種の根皮は漢方の世界では「香花刺」と呼ばれ、月経を整えたりむくみを解消したりする効果があるとされています。その香花というネーミングが影響しているのか?もしくは漢方で使われる木香菊(モッコウバラではなく、菊の仲間)の香りに似ているという説もあったりします。この木香菊も根を利用します。いずれにしても、香りは花ではなく、根っこに由来しているようです。
英語名は香りと全く関係なく、レディーバンクスローズと呼ばれています。イギリス人植物学者でプラントハンターのジョセフ バンクス卿の妻であったドロシア レディー バンクスに因んで名付けられました。
早春一番に溢れるように咲くモッコウバラ。育てる場所の確保だけ慎重にすれば、とても簡単に毎年花が楽しめる魅力的な植物である事は間違いないようです。
Garden&Garden
メルマガ会員登録ボタン
育て方コラム一覧
ガーデニング関連 おすすめ特集


暑さに負けない庭づくり


吉谷桂子さんおすすめガーデンアイテム


ガーデンまとめ割


バラのある素敵な庭


ガーデンオーナメント特集


寄せ植え特集


水やりアイテム


オーニング&サンシェード特集


雑草対策


有機肥料栽培におすすめ!バイオゴールドの土・有機肥料


家庭菜園プランター ベジトラグ


フェイク・インテリアグリーン特集


ガーデンパーティー


ハンギングバスケット特集


雨や風から植物を守る!プランツサポート


アウトドアファニチャー ビストロ


万田アミノアルファ


宅配ボックス特集


ベランダを綺麗に保つ掃除用品&お手入れ簡単なエクステリア


バーベキュー・アウトドア特集


狭い庭でもおしゃれにガーデニングを楽しもう


ガーデンデッキで簡単お庭リフォーム


おしゃれな庭づくりのコツ(フォーカルポイントレッスン)


シックな寄せ植え術


センスのいい寄せ植え術


おしゃれな庭づくりのコツ(ガーデンオーナメント)


ムーミンで楽しむ、お庭や外装のデザイン


おしゃれな玄関ガーデニング・エクステリア


ガーデナーがやるべき秋のTO DO LIST


ガーデンファニチャーブランド
メルマガ会員登録ボタン